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無人島性活
【ハーレム 官能小説】

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ニワトリ-1


16日目の朝
海の潮が高いお陰か
罠には魚が毎日かかっている
必要な分だけ捕って
食べない分は生け簀に移す

完全に太陽は登り切っているが
彼女たちは起きて来ない
遅くまで起きていたのであろう

仕方なく魚を一匹捌き
竹串に刺して
お弁当として畑に持っていく
畑で火をおこし
遠火で魚を焼きながら
畑仕事を始める

「たくさん食べると
次のが育つ前に無くなるからな
出来るだけ他の物で
食い繋がないと」

ジャガイモ等の
野菜を食べ過ぎる事に懸念していた
エイジはもうひとつ
気になっている物がある

それはコカの葉だ
そういった物には
全く無知で
南米ではお茶として
アメリカでは麻薬と言う話ししか
知らない。

「お茶なら大丈夫なのかな……
もし、飲んで
メダパニ状態になったら
どうしよう!?」

無知は言う事もおかしくなる

コカの葉を尻目に
畑仕事を続ける

しばらくすると
彼女たちも畑にやって来た
下着姿で

エイジは昨日の事を思い出す

「昨日は何だったんだろう?
みんな、俺を誘っていたのかな?
選ばれた人以外は見ているだけ…
なんてルール作ってたりして……
そんなまさかwww」

実はその通りだった。
言葉は通じないが
五人が険悪にならないように
暗黙の了解だった。
食べ物を平等にするためにも

畑仕事をしながら
彼女たちのアピールが始まる
お尻を見せつけるように
土を掘ったり、草を抜いたり
しかし、ケイティだけは
控えめだった。

エイジは唾を飲む

(猿山のボスは
こんな気分なのかな……)

昼頃になると五人とも小屋へと
帰って行った
エイジは独り焼き魚を食べる

「やっぱり、そうだよな……
昨日したケイティだけは
控え目だったし
今日はトリーとジゼルが
あからさまに誘ってたような」

二人の美尻を思い出す

「いかん!いかん!
あのお尻は食べられない!
今夜の食べ物を考えないとだな
とりあえずタロ芋を掘ってから
魚…エビ…タコ…
そろそろ他の食材が欲しいな……」

エイジの独り言は続く

「米…食べたい…パンでもいい!
何処かにないかな…帰りたい……」

このような状況に
エイジもストレスのある日本に
帰りたくなるのであった。

涙を堪え魚を食べ終わると
タロ芋を掘りに行く
歩きながら

「ああ!ビール飲みたい!
コーラ飲みたい!
アイスコーヒー飲みたい!
デリバリーしてくれないかな!?」

デリバリー出来るなら
救助が呼べる

エイジの頭は人間の文明の事で
いっぱいになっていた
タロ芋を掘って小屋へと戻る

「さて、どうしよう…タロ芋と
魚か?エビか?貝?…」

とりあえず海に入る
小エビを捕ろうとして
竹籠の存在を思い出す

ひとつ調べてみる
腐った干物をエサにした籠を
持ち上げると
中にカニが入っている

「意外と大きいぞ!ワタリガニだ
よし!今夜はタロ芋と
ワタリガニのボイル……
それじゃ〜芸がないな……」

エイジは小屋で調理を始める
今夜のディナーは
何を作ってくれるの?とばかりに
彼女たちは
ウキウキしながら待っている

エイジは苦笑いをして
タロ芋を茹で
皮を剥いてすりつぶす

同じくカニを茹でて
石で殻を割り身をほぐす
カニ味噌は取り出して
甲羅に入れておく

鍋にココナッツジュースを入れ
カニ味噌を溶き
塩で味を調える

すりつぶしたタロ芋を入れ
よく混ぜ
カニの身を振りかけ
ハーブを散らす

エイジが
「出来た!」と言うと

みんなが
「出来た!」と大声で言う

「え!?今、なんて……?」

彼女たちはエイジの使う言葉を
少しずつ覚え始めていた

「ヒックリした〜
うん、出来たよ!
無人島カニ雑炊!」

淡白なタロ芋に
ワタリガニの風味がついて
カニ味噌がコクを出している

彼女たちの口に合うだろうか?
タロ芋だけど故郷の日本の味
みんなは竹のスプーンで
恐る恐る食べる

小さく頷きながら
全員の顔がほころび
二口、三口と食べ進めてくれ
おかわりもしてくれた

エイジは嬉しくなり
みんなにカニ雑炊をよそってやる
気がつくと鍋は空になっていた
それと、エイジは
自分が食べるのを忘れていたのに
気がつく

「しまった!?
俺、食べてない!」

苦笑いするエイジ
彼女たちは気の毒そうに
エイジを見る
日は完全に暮れて
辺りは真っ暗だ

「もう少ししたら月が出るかな」



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