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捜査中に触られて〜電車編〜
【痴漢/痴女 官能小説】

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戦いの後-1

桜井は、急いで服を着ると、咲良を折り畳み椅子に座らせる。ポケットからティッシュを取り出し、咲良の体に付いた体液や精液を拭き取り、仕上げに低濃度のアルコールティッシュで全体を手早く拭き上げる。

咲良の服をチェックし、汚れた部分をウエットティッシュで拭いていき、終わると咲良に着せた。そして窓を開けると、桜井は、足と手に掃除用だろうか使い捨ての紙製とおもわれる物を身に付け、床やソファー、テーブルの汚れを拭き取っていく。

もう一度部屋をチェックし最後にソファーとテーブルをアルコールティッシュで拭いた。最後に、使用済みのティッシュが入った持ち込みのゴミ袋潰して黒いブリーフケースに入れる。

ぐったりとした咲良は、椅子に座って桜井の掃除を見ていた。手際よくスピーディに部屋を綺麗にしていく。プロの清掃業者みたいだ。セックスの時とのギャップにまだ慣れない咲良だった。

【どっちが本当の桜井なのか、わからない。】
【掃除の時の桜井は、優しく思いやりがある。】
【セックスの時とは全然違う。】

桜井が咲良に着替えは有るのか聞いた、自分のロッカーにスーツやワイシャツ、下着などの替えが有ると伝えた。張り込み用に常に置いてある。

桜井は、うなずくと咲良が普通歩けるまで出ない方が良いと言い、出る時は一緒が良いだろうと言った。咲良もそれに同意した。30分後に二人は、ドアのプレートを〔空室〕すると談話室を出た。桜井は、

『また、連絡する。』

と言い出口に向かう。咲良は、総合受け付けの職員に声を掛けた、最初に対応してくれた職員は交代したようだ。

『談話室3号室使用の奥山です。』
『終わりました。』

と報告する。職員は記録らしき物を見ながら、

『長かったですね。』

と聞くので、咲良は

『面会者と中で食事休憩していたので。』

と答えると、職員は、納得した様に笑顔でうなづいた。咲良は、エレベーターで職場の有るフロアに戻ると、ロッカーの着替えを取り、近くの当直•張り込み用の女性用シャワールームで汚れや汗を流した。

着替えて職場に戻ると自分の机に座り書類を手に取った。いつの間にか、鼻歌が出ている自分に驚いた。


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