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ラッキースケベの自作
【痴漢/痴女 官能小説】

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目的地にて-1

行き先は決めていた。
少し大きめのショッピングモールで、生活用品などを購入する用事も併せて済ませる予定だ。

まず向かったのは本屋。
ビジネス書が並んでいるエリアで、本を探す…フリをする。
目的の本はこのエリアにないことはわかっている。
このエリアでの目的はもちろん、見てもらえるかもしれないからだ。

この本屋では、高い棚にある本は客が自身で脚立を使って取り出すことになっている。
そのための脚立が複数箇所に設置されており、ユイもそのうちの一つを持ち出して、一番上の段の書物を取るべく、脚立に足をかけた。
脚立の一段というのは意外に大きく、ミニスカートで登ろうとすれば、角度によっては中が見えてしまう。
さらに、ユイの身長で一番上の段に手を伸ばすには、脚立を三段登らなければならない。
三段登った状態のユイの腰は、一般的な成人男性の目線の少し上になり、普通のスカートでも、スカートを抑えなければ見える危険が伴う。
ユイもスカートの裾を抑えるが、その目的は見えないようにすることではなかった。

(こんなに短いんだ…絶対パンツ見えてる…うわぁどうしよう)

片手で抑えたところで、短すぎるフレアスカートを抑えることはできないし、パンツを隠し通すこともできない。
だからといって両手で隠すと本が取れない。
ユイは、一生懸命抑えながら本を探しているが結局指の隙間からパンツが見えてしまっている女性、を演出していたのだ。
むしろ、抑えていることでかえってスカートの裾部分に目がいってしまう。

先ほどまでは誰もいなかったが、隣の棚で物色していた男性が一人、ユイのいる棚までやってきた。
誤解のないようにいうが、この男性はいたって真面目に本を探しており、目的の本がないために隣の棚まで探しにきただけなのだ。
下段から順に、真剣に本を探している。
その様子を、ユイは上から横目で見ていた。

(どうしよう、あの人が中段の棚を探し始めたら、パンツ見られちゃう…)

それでも、ユイは降りることはしなかった。
見せてるわけではない、偶然見られてしまうだけなのだと言い聞かせて。

(せっかく、見られちゃうならいっそ…)

男性が下段を探している間に自身のパンツに手を伸ばし、一気に上まで引き上げ、食い込ませた。
視線が向けば、お尻の割れ目も、さらに奥の割れ目の形もわかってしまう。

(何してんの私?!こんなんじゃ、ぜったいエッチな形に食い込んでるのを見られちゃうのに…)

しかし、元に戻す時間はなく、男性の視線は中段に移ってしまった。
ユイは慌てて、最上段の棚を物色しているフリをした。
確認しなくても、男性の視線が本棚からユイのスカートにうつったことがなんとなくわかる。

(いま、見られちゃってるんだ)

恥ずかしさをごまかすように、本を出しては戻し、出しては戻すのを繰り返していた。
慌てていたのと、興奮で手が震えてしまっていたため、危うく本を落としそうになってしまった。

(危ないっ!)

ユイはなんとか本を落とさずにキャッチした。
しかもとっさに両手が出てしまい、キャッチするために体制が崩れ前屈みになったため、食い込んだ下着が露わになってしまったのが自分でもわかった。
当然、男性はまだ先ほどの場所から動いていない。
ユイは冷静を装いながら体制を戻し、また本探しを続けた。

(あああああ見られた、見られちゃった…ここまでするはずじゃなかったのに!)

恥ずかしすぎる、しかし興奮している自分もいる。

(見られた…食い込んだ透けてる下着と…アソコの形も…)

忘れたいほど恥ずかしいのに、何をどう見られたか自分の中で反芻してしまい、食い込んだ下着にシミが作られているのがわかった。


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