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らぶすとぅりぃ*出会い
【コメディ 恋愛小説】

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らぶすとぅりぃ*出会い-3

キーンコーンカーンコーン…
昔ながらの、学校と言えばこのチャイムだろう!と言いたくなるようなチャイムが鳴り響く。
「おっ、初めてのチャイム。」
「栞の席はあそこだからね。」
鷲見が、六列ある席の窓側から三列目の四番目を指さした。
ちょうど真ん中あたりが栞の席らしい。
栞が鷲見から教えてもらった席に向かい、椅子を引こうと背もたれに手をかけたとき、前の席の背もたれにも手がかかった。
本日二度目の反射で、その手の主を見る。
男だ。上から下までゆっくりと相手を見る栞。
その視線に、相手が気づき、栞の方に向き返った。
目が合うと同時に三秒間の沈黙。

これが二人のファーストコンタクトだった。

ところで栞の単位は大丈夫なのか?


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