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あきらめんなよ
【スポーツ その他小説】

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あきらめんなよ‐一話‐-1

「パコン!パコン!」俺の耳にテニスラケットでボールを打つ音が聞こえてきた。高校には硬式テニス部があるんだ。と思いながら体育館の方へと俺は足を進めて行った。
「えー合格者のみなさん!合格おめでとうございます。これで君達ははれてこの高校の生徒となったわけですが、気を緩めずにこれから頑張っていってもらいたいと思います。あとそれから・・・・・・・・。」

「長い!!あの校長話長すぎ!ったくああいう話は短く終わらせるのが基本だよな。裕紀(ヒロキ)もそう思うっしょ???」となりで中一から友達の一樹(カズキ)が怒った口調で聞いてくる。
「まぁ仕方ないんじゃない。それより早く教室もどんないと初日早々怒られるぞ。」 それは困る。」と一樹は言い、俺たちは早足で教室に戻って行った。
教室にはすでに俺ら二人を除いてみんな席に座っていて、先生に遅れてすいませんと言いつつ俺らは席に座った。 「裕紀さー部活何に入るの??」唐突に一樹が聞いてきた。「俺!!?・・・・・まだ決まってないよ。お前は?」 「俺は硬式テニス部に行こっかなって思ってる。なんか可愛い子たくさんいるらしいしね!」
「お前いつもそればっかだな。サッカーはどうするんだよ。」
「サッカーなんてみんなうますぎてやる気になんないよ。それより裕紀は野球やんないのかよ。」一樹が強い口調で聞いてきた。
「やんねぇよ。」
「そっか・・・。」

「はい。じゃあ今日はこれで終わりです。さようなら。」俺らが話してる間にいつの間にか話が終わっていたらしい。先生の号令がかかり、初日の学校が終わった。


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