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加納貿易
【OL/お姉さん 官能小説】

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就活-2


紗江は教授の紹介で
加納貿易へと面接に来ていた
金髪は黒に染め
爪は短くして
リクルートスーツを身にまとい
余裕の表情で順番を待つ

(とうとうこの日が来たわ
ここに就職出来たら
超ラッキーじゃん!!)

自分の好きな
輸入雑貨やアクセサリー系の
会社に期待を膨らませていた

(もし落ちたら
教授のこと蹴飛ばしてやる!
いったい
何回抜いてやったと思うの!?)


紗江の順番がくる

面接官は3人
真ん中に本部長の
加納修二が座っている

(この人が教授の友人ね
この人にアピールしなくっちゃ)

運良く本部長の正面に座る
本部長の気を引くために
スカートも若干短くし
面接の間ずっと
うっとりとした視線で
本部長を見つめる

本部長も
履歴書を見ながら
紗江の視線に気がつく

(ははぁ〜ん…
この娘が、あいつが言ってた
娘だな…)

紗江の顔から足まで
舐めるように見る

就活生と面接官の
奇妙な視線のぶつけ合いが続く

面接が終わると
(これは絶対、内定頂いたね!)

と心の中でガッツポーズをして
ハッと思い出す

(あちゃ〜内定したら
教授とラブホだわ………
面倒くさいな〜
変な約束するんじゃなかった)




紗江に内定の通知がくる

「やったー!
これで、わたしも社会人♪
でも、教授には黙っておこうwww」

しかし教授から
すぐメールが届く

メール:
「内定してたでしょ?♡♡♡
友人から内定させたって
連絡が来たからね♡」

「次に会うときが
楽しみだね♡」

気持ち悪いくらい
ハートが多い

紗江:
「あちゃ〜!あのハゲ!
ちゃんと覚えていたよ………
しかたねぇな〜」

しぶしぶ会う日を決め
会う約束をする



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