お隣へ-6
目の下で2人の女が並んでフェラチオをしている。その光景に男たちは興奮した。フェラチオに夢中になっていた智美に気づかれないように、明が春奈の肩を叩いて目配せをした。明の意図を汲んだ春奈は、尻を突き上げる智美の後ろに回ると、徐に尻を掴んで智美の淫らな部分に顔を埋めた。
「ひっ!」
突然の快感に女体が跳ねた智美は、後ろを振り返って快感の元を探ると、自分のクリトリスを弄り、肛門を舐める春奈と目が合った。
「は、春ちゃん、や、やめて…」
しかし、その声に強さはなかった。春奈はそれを同意と受け取り、愛液の溢れる割れ目に口をピタリと重ねると、愛液と唾液を絡ませた舌先で割れ目の中を蹂躙した。
「あああああ」
智美は同姓が与える快感に身を捩らせた。
「亨さん、いいですか?」
明は今度は亨に目配せをした。一瞬、ピクリと硬直した亨だったが直ぐに頷いた。
「あん、ああん、ああん、春ちゃん、気持ちいいよぉ」
春奈に女淫を責められる一方で、両乳首を摘まんでくれている亨のモノを扱き、夢中でしゃぶる智美には、密かに進行していることの気配には気がつかなかった。しばらく春奈が与える快感に身を委ねていると、一瞬それがやんだ。
(ん?)
智美が訝しく思った直後、突然、春奈では与えられない快感が女体を貫いた。
「あううう!」
ズニュリと淫口の中に侵入するそれは、今、智美が手にしているモノが与えるような快感だった。驚いた智美が後ろ振り返ると、自分の尻に腰を打ち付けながら笑みを浮かべる明の視線と重なったのだ。
「いやあああ!やめてええええ!」
身を捩って逃れようとしたが、尻をしっかりと掴んだ明がそれを許さなかった。明は智美を抑えながら腰の動きを再開し始めた。
「いや、いや、やめて…」
その拒絶の声も直ぐに変化を始めた。
「あっ、あっ、ああん」
その変化とともに、智美の女体の動きも変動した。打ち付けられるままに前後に動いていた智美の尻が、明の腰の動きに合わせて自ら前後し始めたのだ。
「あんっ、あんっ、あんっ」
「と、智美さん、どうですか?」
「ああん、ああん、き、気持ちいい…、ああん」
そう答えた智美の耳に、自分とは違う喘ぎ声が響いていた。
「と、亨さん、もっと、もっとして、ああん、ああん」
春奈のねだる声に、智美に対抗心が芽生えてきた。
「あ、明さん、もっと、もっと、おまんこ、おまんこして、あああん、いい、いい、ああん」
自分の妻と違う相手に、腰を打ち付ける2人は、お互いに顔を見合わせてにやりと笑うと、競うようにさらに激しく腰を振り出した。
「いやあああああああん、ああああん、イクウ、イクウウ、ああああん」
2人の妻がほぼ同時に絶頂を迎えると、2人の夫もそれに合わすようにそれを迎えた。ビュクビュクとする脈動は伝わるが、残念ながら子宮を犯す迸りは感じられなかった。
「ふう…」
夫たちは照れ笑いを浮かべながら、相手のパートナーから肉棒を抜くと、2本の肉棒にはめられたコンドームの先には大量の精液が詰まっていた。
「どうだった?」
亨が息を整えた智美に、肉棒を差し向けながら恐る恐る聞いた。智美は答えずにコンドームを外して、中に溜まった精液を見ながら楽しそうに笑った。
「うふふ、これ、あたしの」
そういいながら、智美はコンドームの中の精液を飲み込んだ。
「ねえ、智ちゃん、今のセックス、動画に撮ってたんだけど、消した方がいいかな?」
明の精液を飲んだ春奈が、数か所に設置されたビデオカメラを示した。その中には智美の家のモノもあった。亨が精力剤を買いに出かけたときに明も同行し、綿密な打ち合わせがなされていたのだ。智美は家のビデオカメラを見て、初めからそのつもりだった亨にムッとしたが、それも一瞬のことだった。
「まだ、観てないのにどうして消すの?一緒に観ましょうよ」
智美が卑猥な笑みを浮かべながら提案した。
「えっ?今から?ダメダメ。だって、智ちゃんたちは早く家に帰って、2人でセックスするんでしょ」
春奈は悪戯っぽい表情を浮かべながら返した。
「ああん、意地悪〜。明さん、いいですよね。なんなら今日は泊めてくださいね。笑ってないで何とか言ってくださいよぉ。ほら、おまんこ見せるからぁ」
智美が明の前で足を開くと、春奈も楽しそうに並んだ。
「亨さん、智ちゃんと並んだおまんこの記念撮影してください」
2人の妻は競い合うように、手で割れ目を開いた。
おしまい。