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奴隷倶楽部
【学園物 官能小説】

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かけ引き-1

   ・・・第一会議室 午後3時半・・・


由美子と由紀は会議の準備をしていた、そろそろメンバーが集まってくるだろう
「由紀ッ保坂麗子が5時にココに来るわ」
「昨日話たように彼女が一番難しいと思ったから」
「何か解ったのですか?」
「ルミから昼間連絡があって問題になるなら保坂だけだと」
「女王様気質なのね贅沢はしたい、男は自分で選びたい、仕事するなら受付嬢」
「色々と希望があるのよッそれだけの容姿と頭脳も持っているわ」
「その条件を満たす提案を話して旅行に参加させるわ」
「目的も話すんですか?」
「隠すこともないでしょ?頭の良い彼女なら自分で選ぶわよッ」
「だから他の3人の報告中心に確認ね」
「ココでみんなに会わせたくないから5時までよ」
そう話している間にメンバーがゾクゾクとやって来た

「会義を始めるけど何か4人で問題や気になる事は?」
「あのぅ〜気になるのは麗子嬢でしょうかね」
次朗が控えめにしゃべりだした

「何かあった?」
「普段から女王様でプライドが高いので先生を相手にするか?
それから頭の良い人ですから参加させる理由も見つかりません」
由紀は次朗がルミと同じに麗子が気になるという発言が凄く嬉しかった
中々の調査力だし、発言もしかっりしている

「次朗が言う通り麗子さんが一番の問題かもしれないわね2年と言う事もあるし」
「他には気になる事は?」
「あとは凛子さんが良く判りません」
「あぁぁ凛子は独身でも良いと考えているけど結婚するなら世間離れした音楽家など
芸術系の仕事をしている人間が良いと言っているのよ」
「そうなんですか?」
「数字や法律など決まり事と無縁な男に癒されたいのですってぇ」
「なるほど」
「ならそれ以外は特にナシね?」
「ハイッ」
これからココに麗子さんが来るからみんなは会いたくないでしょ?解散するから
みんなへの宿題は他の3人をどうやって参加させるか?それを考えて欲しいと指示した。
それから12月29日1泊2日、日光旅行だと日程を知らせた
4人が解散して暫くすると、会計の女子が保坂麗子が来たことを告げた

女子に呼んでくれと言うと、由紀にはデスクから話を聞いて居ろと指示した

「わざわざ来て頂きましてありがとうございます」
「私は生徒会に呼ばれる様な悪い事はしていないんだけどッ」
「ええツ成績優秀な貴女に悪い話はありません」
「なら何ッ?」
「麗子さんにとってメリットだらけの良い提案をしたくてぇ」
「そんなに都合の良い話があるはずないわ」
「聞いて判断は麗子さんにして頂いて結構です」
「なら聞くだけ聞くわ話聞かせてぇ」
由美子に対しても強気のモノ言い確かに女王様タイプだわと由紀は思った

由美子さんは麗子に本題から話始めた
「麗子さんに橋爪先生と結婚してもらいたいのです」
「えぇぇッ何を言うかと思ったらロリコン教師と結婚しろ?」
「嫌ですか?」
「勿論ッ嫌よッ相手は自分で選びたいし、お洒落な会社で受付嬢したいし色々とあるわ」
「色々とあると思うので私の提案を聞いて考えて欲しいと言っています」
「満足のいく提案なら考えるは」

まず橋爪先生はロリコンの若い女子生徒が大好きです、ご存じだと思いますがドM男です
そうなの?少し反応する
学院は将来の幹部候補の1人として先生は選ばれています。いずれは教頭や学院を
支配する側の人間だという事です。当然収入も大手の役員クラスが約束されています
生活は安泰です。それはあくまで先生の話ですが

麗子さんが仮に結婚する場合は、橋爪先生をあなた好みの奴隷に躾けられるという事です
麗子さんがS女な事は調べがついています、それだからという訳ではありません
将来の就職に関しては受付嬢の仕事をご紹介します。今回4人の幹部候補教師と一緒に
29日に1泊旅行の忘年会が企画されています
それに参加して、麗子さん好みの奴隷に躾けられるか見極めてもらってついでに就職の
面接も済ませてもらいます。PTA会の理事3名のマダムの参加も予定されているので
麗子は由美子の話に目を輝かせて質問する

「そうすると、ファッション関係の理事の会社の受付嬢の就職も可能?」
「あぁぁ典子さんの会社が希望ですか?」
「あそこには大学を卒業して受けるつもり(笑)」
「なら典子さんの会社に就職の内定を出してもらいましょう」
「そんな事できるの?」
「今回旅行参加に選ばれる学生は地元企業が欲しい人材ですから間違いなく」
「悪いですが面接してもらうのでなく麗子さんが条件を出して面接する側です」
「私が間に入って麗子さんの条件で就職を認めさせますから」
「凄いじゃないッ」
それが結婚する為の条件ですね

旦那は自分に従う奴隷で、将来の収入も地位もあり、数年の受付嬢OL勤め
悪い事がない話だッ

参加されますか?勿論参加するわよッ

「なら、明日の午前中に就職先決めてしまいましょう」
「10時半にココに来て下さい内定をもらいに行きますから」
「判ったわ面会ね」
「お待ちしています」
保坂麗子は笑顔で退室していった

そう言う事になったからあなたも明日、典子さんの会社に一緒に行くわよ
由紀は何を見せられているんだと不思議だった

由美子に聞いてみた簡単に由美子さんの思い通りに話が進んだように見えましたが?
そう見えたのであれば、彼女は頭の良い人間と言う事ねッ
彼女の問題はロリコン教師がM男だと判った時点で決まったのよ
将来の不自由のない生活、目標の会社への就職、女王様として楽しく暮らしていける
道が見えたのよ当然選ぶわよ
なるほど・・・


由紀の後の疑問は明日観て証明してあげるわ(笑)


そう言って微笑む由美子さんが少し怖いと感じた由紀だった





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