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[姦獣共の戯れ]
【鬼畜 官能小説】

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五分間の戦い-3


全力で引けばゴムチューブは伸びる。
しかし、伸びれば伸びるほど反発力が増すゴムに由芽の腕は最後には引き戻され、その努力を嘲笑うように姿勢は元に戻される。


『こんな輪ゴムみたいなゴム紐も引き千切れないなんて、由芽ちゃんは本当はか弱い女の子なんだよねぇ〜』

「あぁッ!?さ、触るんじゃないわよ!本気でぶん殴るわよッ!!」

『またまた乱暴なコト言っちゃってぇ。仲良くしようよ、由芽ちゃん?』


佐藤と高橋に、もう恐怖心は存在しない。
由芽の懸命の抗いは蜘蛛の糸に絡んだ蝶に等しく、このまま逃げられずに餌食とされるだけだ。

佐藤と高橋は悠然と由芽の背後に立ち、徐ろにズボンのファスナーを下げて充分に勃起した男根を曝け出した。
何をされるかと身体を捻る由芽の視界の隅に其れ≠ヘ捉えられ、その行為の意味を理解した由芽は思わず悲鳴をあげてしまった。


「イヤアッ!?ちょっとなにするのよぉ!」


痴漢行為には何タイプかあるのは由芽も知っていた。
身体を触るものや衣服をカミソリ等で切り裂くもの。そして精液をぶっかけるもの……。


『いつもはブッ掛けはフィニッシュなんだけどさ、今日は……ほら……エヘヘッ…《違う》じゃない?』

「しッ…仕舞ってよ早くぅ!ちょッ…ふざけんじゃないわよぉッ!!」

『お、美味しそうな丸いお尻ぃ……アハッ…い、イク!イクぅッ!』


笑い混じりの喘ぎ声を吐いた後、痴漢師二人は由芽の尻に射精した。
精液を掛けられた両の尻肉は、チリチリと焼けるような刺激と、ジワリと染みては粘りつく不快な感覚に襲われていた。
それは由芽の身体が汚されたという証であり、そしてこれは、まだまだ序章に過ぎないという恐怖を否応なしに抱かせた。


『由芽ちゃんよぉ、もうカメラは回ってんだよ。なあ、むっつりスケベの痴漢オヤジに好き放題される動画、売り物なんかにされたくねえだろ。そこでよぉ、ちょっと俺と取り引きしねえか?』


屈辱の射精に歪む顔と、精液に汚されたスーツを撮られている最中に、由芽は鈴木に話しかけられた。
こんな奴等の取り引きなど碌なものではあるまいと、由芽は唇を噛みながら鈴木を見遣る。


『オマエのスマホに入ってた写真のこの女、俺らに《売れ》よ。そうしたらオマエがやった事は許してやるからよぉ』

「ッ……!!!」


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