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奴隷倶楽部
【学園物 官能小説】

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学院祭準備-1

残暑厳しい9月第1週の金曜日生徒会室では文化祭の打ち合わせが始まっていた
生徒会役員だけの基本的なミーティングだ学院祭と呼ばれている文化祭は
11月1日〜3日の3日間と決っている地域あげての盛り上がりを見せる一大イベントなのだ
生徒が作る焼きそばやクレープなどの出店は無く地域の有名な飲食店から15店が抽選で
校門から学食までの決められたエリアに出店される
学院の学食が一般にも開放されるので学院祭人気のエリアの1つだ

今日は学院祭の実行委員会を招集する前の打ち合わせだ

「生徒会として実行委員会に提案し承認されたいことは3日目のイベントね」
「最高潮に盛り上げる為の企画ですね」
「何かあるかしらね?」
「わたしぃ〜前から考えていたんですげとぉ」
「ミスコンみたいな事したいんですよぅ」
「噂好きの君らしいね」
「違いますよぅ〜結構考えて居ますよ(怒)」
「教えてくれる?」

書記女子の話によると内容はこうだ
ミス学院とミスター学院を決めるという事だが
実行委員会時期から自薦・他薦を問わず候補者を集め全校の投票で各10名計20名を
予選通過者として発表。学院祭来場者全員に投票してもらい3日目のイベントで発表する
学院祭までの盛り上がりは継続しますし来場者も楽しめると思うんですよ

「確かに思いつきの意見では無いわね(笑)」
「今からじゃないと出来ないイベントだと思うんですよぅ」
「予選通過者は選挙ポスターの様に掲示板に貼りだしますか?」
「それ良いですね」
「決勝の投票はどうしますか?」
「来場者用パンフレットに投票券を付けましょう」

色々な意見が出た中で予選で各7名を選出し神7ならぬ顔7として決戦は上位3名発表
ミスコン要素はあるが「学院の顔」と言う事で募集と決まった

「由美子さんが考えているより必ず予選から盛り上がりますからね(笑)」
「驚きますよぅ〜(笑)」書記の女子はテンション高く話していた


学院祭実行委員会で生徒会提案は承認され由美子が考える以上に女子が言った通り
実行委員会での話し合いから盛り上がっていた9月末までに各7名を投票・選出
10月第1週にはポスターとパンフレットの写真撮影、20日にはパンフレットや招待状
理事会・PTA会へ配布完了を目標とした。


   ・・・学院の顔 顔7の発表日・・・


昼休みの時間に校内放送で顔7名の発表が行われた
男性7名
アイドルグループに所属する3名と華道部部長・部活連会頭・生徒会長・榎本俊の7名
女子7名
読者モデルをしている2名・桃田ルミ・女子陸上部副部長・風紀委員長・3年成績トップ
そして由美子副会長の7名だ

放送で名前が呼ばれる度に「わぁ〜ッわぁ〜ッ」「キャア・キャア」と歓声が学院の
あちらこちらから上がった。
想像以上にミスコン要素が低い真面目に学院の顔として選ばられたメンバーとなった


生徒会室では書記の女子がニヤニヤしながら役員たちと会議室で弁当を食べている

「驚いたでしょう?(笑)由美子さん」
「ええッ何故私が選ばれているのか不思議だわ」
「由美子さん自己評価が低すぎるんですよ(笑)」
「この中で選ばれないと思っていたのは由美子さんだけですよ」
「ねぇ〜会長?」
「そうだな顔7の中には当然選ばれると思っていた」
「会長までぇ〜(笑)」
「私が予言しますよ由美子さんはベスト3に必ず入りますね」
「それは大袈裟だわ」


根拠を説明し出した
今回の予選の得票で由美子さんはバランス良く男女半分ずつだと思います
少し女子の票が多いかもしれませんね決勝では男子票はルミさん中心に
女子票は由美子さんに集まりますよ来場者の票は浮動票ですが学院を知っている方なら
ほぼ間違いなく由美子さんに投票ですね
どうですか?会長「かなり良い読みだ(笑)」
私は1位由美子さん2位ルミさん3位は3年のトップ成績の人ですね
由美子はがぶりを振るが意外とみんなは納得していた。



   ・・・写真撮影まであと2日・・・



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