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奴隷倶楽部
【学園物 官能小説】

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空白の3日間-1

田中は朝から機嫌が良かった 昨日から何度もルミとの夜の公園を思い出しにニヤケていた

「今日は彼女は来ないんだなッ」
「ルミちゃんかぁ?」
「ルミちゃんとは随分と親し気だなぁ」
「まぁなぁ(笑)」
「何だよ気持ち悪い笑いだなぁ〜」

田中は友達からからかわれ満更でもない対応をする
女子も興味津々に噂話を確認しに田中に質問責めだった
朝から田中の周りは盛り上がりを見せていた。


2時限目が終了した時点で田中は少し顔が引きつっていた。
人気者と知り合いという事が良くも悪くも注目されるという事だ

「どういう事なんだよッ田中ぁ」
「知らないよッ」
「お前が知らない訳ないだろ?」
「そうよッ桃田さん可哀想ぅ」

噂ではルミが登校していない様だが理事の父親と男の事でケンカになり自殺騒動やら
理事が男を探しに学院に乗り込んで来るなど大ごとになっていた。
田中は朝の天国から今は地獄の気分なのだ


3時限目が終了の時には田中を訪ねて風紀委員会に所属している女子が話があると
廊下に呼び出しなにやら田中と話しをしていた。

ルミの件で田中が風紀委員会に呼び出しを受けたと一瞬で噂が広がった
昼には田中は学院のアイドルのルミを奴隷の様に従わせ好き放題していたと噂されていた


実際には田中は昼休みに生徒会室に来るように女子から伝言を聞いただけだった
田中本人は噂の通り風紀委員会に呼び出しの方が楽だと思った 生徒会は少しヤバイと
昼休みまで周りの質問には無言を貫き生徒会室へ重たい足取りで向かっていた


生徒会室に行くと第一会議室に案内された学食の会議用弁当が4つ用意されていた
田中は居心地悪く席に着くと由美子副会長と伊達副会長・田中の隣にお茶を運んできた
書記の女子が座った。
由美子は食事しながら色々と話しを聞かせて下さいと田中に弁当を勧めた
田中は頂きますと言いながら箸を付けたが何を質問されるのかと食べた気がしなかった

「今日の弁当は私の好きな物ばかりですよぅ」
「君に嫌いな物なんてぇあるのかい?」
「意地悪ですねぇ〜伊達副会長(笑)」
「君はいつも楽しそうだね」
「あぁぁ食いしん坊みたいに言わないで下さいよぅ」
「あなたと話すると調子が狂う」と由美子が言う
「あぁぁぁ副会長2人してぇ私を虐めるぅ(笑)」
田中は無言で食べていたが女子から確信を突く質問が飛んだ

「田中さん噂って本当ですかぁ〜(笑)」
興味深々に今話題のルミの話を聞く
「どんな噂か知りませんが噂ですよ」
田中が否定するような事を言う

「ええツ田中さんってルミさんの彼氏さんなんですよねぇ?」
「親しい友人ですよッ」
「そうなんですねぇ〜学院のアイドルですもんね」
「彼女なんて他の男子に叱られますよ(笑)」
「アイドル女子生徒との噂話なら問題ありませんが 先生との恋愛はダメです」
由美子が厳しく核心に触れる
「ハイ その件はもぅ解決済です」
田中は正直に話す

「教師との噂話と女子生徒の噂話とはレベルが違いますよッ」
「ハイ 反省しています」
「田中さんが一方的に悪いとは言いませんが半分はあなたの責任ですからね」
「ハイ 理解しています」
「今後噂にも上らない様に教師との関係をキレイにして下さいね」
由美子はダメを押して田中に釘を刺した。

「あなたも面白がって他でココでの話を公言しないでよッ」
「はぁ〜いぃぃ」
「会長の耳に入ったら知らないからね」
「心得ていまぁ〜すぅ」
「もし話が漏れたら君が原因だと会長に報告するよ」
伊達副会長が女子に釘を刺すように田中に向かって話した。


田中は生徒会室を後にして三谷との関係がバレている事に驚いた
ルミの事だと思っていたが三谷の事だとは・・・二人ともヤバイな関係を持つのは
田中は自ら2人との連絡は絶ち目立たない様に学院生活を過そうと決めた



「伊達副会長ッ 私って凄く口の軽い女に見られませんでしたかね?」
「噂好きの秘密が守れない軽い女に見えたよッ(笑)」
「ああぁぁ酷いぃぃ 言われた通りにしただけなのにぃぃ」
「会長には褒められるわょ完璧だと」
由美子にそう言われて嬉しそうに後片付けをしていた。


由美子は最後の仕上げの三谷昌子だけだと思った



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