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加納貿易
【OL/お姉さん 官能小説】

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営業実績-2

意外な才能

薄暗くうっそうとした空間に
スーツ姿のめぐみと陽太
この時間帯に胸が張り裂けそうな
ブラウス姿のめぐみは妙に浮いていた
周りの男どもの視線が
チラチラとめぐみに向けられる

初めて経験する空間に
めぐみは少しドキドキしながら
陽太の耳元に小声で

「そのゲームと言うのを
やって見せなさいよ!」

「あっ...はい...」

陽太はいつものように
コインを入れ
ゲームバトルを始める

陽太の腕前は巷で有名らしく
YO-と言う異名もあるそうだ

連勝し続けるたびに
人だかりができ
歓声もあがる
次々に挑戦者が現れ敗北しても
陽太に感謝をのべ
一人一人に

「お疲れ!またやろうな!」

と相手をたたえる

その様子と普段とは違う
陽太の後ろ姿を見ていためぐみは
まるで自分がプレイしているかのように
興奮し体が動く

小一時間ほどして
ゲームセンターを出る

2人で歩きながら

「お腹すいたわね〜
ちょっと食べて行こう!」

めぐみが陽太の腕にからませる
陽太の肘がめぐみの
豊満な胸にささり
引きずられるように
居酒屋に入って行く

めぐみの興奮は
覚めやまないままだが
陽太はいつもの陽太に戻っていた

生ビールで乾杯する
めぐみは一気に
ジョッキ半分ほど呑み
陽太は一口だけつけて
ジョッキを両手で持っている

「あなたって凄いじゃないの!?」
「人間って何か取り柄が
あるものねぇ自信持ちなさいよ!」
「今日は私の奢りだから
遠慮なく好きなものを
食べなさい」

「あっ...はい...」

うつ向きながら返事をする陽太

時は進み

めぐみは芋焼酎をロックで
数杯呑んでいたが
陽太はジョッキ半分も呑んでいない

めぐみ:「あなたって凄いわ〜
あんなに慕われて尊敬されて
私なんて仕事しか取り柄がないもの...」

「社長のお気に入りだとか
行き遅れだとか!かわいくない!とか
どうせ、みんなそう思ってるんでしょうよ...」

陽太:「いえ!そんな事は...」

めぐみ:「お前の意見を聞いてる訳じゃない!」

陽太:「あっ...いえ...すみません」

誉めてるのか、しかってるのか
分からなくなるくらい
めぐみの酔いは回っているようだ

いつしかブラウスの第二ボタンまで
胸がはだけ
黒いレースのブラに包まれた
めぐみの白く豊満な胸の谷間が
陽太の目に飛び込んでくる

しかし、陽太はチラッと見るだけで
「はい...はい...」と
返事をしているだけだった

時間も遅くなり
2人は居酒屋を出る

陽太の腕には
めぐみの腕がからまり
豊満な胸に肘がささる

めぐみは真っ直ぐ
立っていられないようだ

タクシーを拾い
陽太を押し込むように乗り
陽太の肩に頭をのせ

めぐみ:「今日は飲み過ぎちゃったね」
陽太:「あっはい...そうですね」

(早く帰りたいな〜)
そう思いながら
横目で豊満な胸の谷間を
ガン見していた

マンションの前でタクシーは止まる

「お茶でもご馳走するから
私を部屋まで連れて上がりなさいよ!」

そう言って陽太の腕をつかみ
カードで支払いを済ませると
引きずるように
陽太をタクシーから下ろし
抱きつくように

フラフラとマンションへと歩き
ロックを陽太に解除させ
エレベーターに乗り込んだ

つづく


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