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真奈美の性春
【学園物 官能小説】

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子どもたちの戯れ-1

「ふ〜。危うく置いていかれるところだった。」
「真奈美ちゃん。急に寝ちゃうから。」
「うん。時々、急に眠くなっちゃうときがあるんだ。この頃。」
「昼間でも?」
「うん。なんかぼ〜っとしてきて、気が付くとちょっと寝ちゃってたりするみたい。」
「ふ〜ん。夜はよく眠れてる?」
「うん。しっかり寝てるよ。夢も見ない。」
「えっ?真奈美ちゃんって、夢、見ないタイプなんだ。」
「うん。あ、時々怖い夢とか、見てるみたいだけど、起きたら全部忘れちゃってる。」
「怖い夢?」
「うん。お母さんが言ってた。
 昨日の夜、ずいぶんうなされてたわよ、怖い夢でも見たんじゃない?って。
 でも、真奈美は覚えていないから、なにが怖いのかもわからないのだ。」
「ふ〜ん。」


「なるほどな。ここに掛ければ、簡単に屋上に上がれるっていうわけだ。」
「ほんと。この家、出来た時から、屋上なんて上ったことなかったから、
 ちょっとびっくりだわ。」
「わたしは知ってたよ。」
「えっ?なんで美奈子が知ってたのさ。」
「だって、ベランダまでハシゴ運んだの、わたしだし。」
「えっ?そうなの?」
「うん。ね?真奈美ちゃん。」
「うん。真奈美、美奈子お姉ちゃんと一緒に、ベランダまで運んだ。」
「えっ?いつ頃の話?」
「1ヶ月くらい前じゃない?」
「うん。そうだったよ。初めて……。」

「シーッ。真奈美ちゃん。」
「あ、いっけない。ヒミツヒミツ……。」
「あ〜。真奈美ちゃん。わたしに内緒で美奈子となんかしたんでしょ?」
「え〜。だって、お部屋の中でやると、後片付けが大変だからって。」
「もう。真奈美ちゃんたら、言っちゃうんだから。」
「何よ、美奈子。真奈美ちゃん。正直に話しなさいよ。」

「おいおい、どうしたんだよ。」
「潤一。ちょっと聞いてよ。
 美奈子と真奈美ちゃん、前に屋上に上がったこと、あるんだって。」
「えっ?紗理奈は今日が初めてなの?」
「えっ?なによ、それ。じゃあ、潤一も初めてじゃないの?」
「いや、上がるには上がったことはあるけど……。
 そっか。紗理奈には秘密だったんだ。」
「潤一、知ってるの?ねえ、一体何の話なのよ?」
「いや、真奈美ちゃんから聞いたんだよ。美奈子と一緒に屋上で……。」
「屋上で?」
「いや、部屋だと、後片付けも大変だし、庭とかじゃあ外から見られるし、
 屋上でできたら一番いいねって。
 で、屋上に上がれないかなあって言うから、
 じゃあ、ベランダからはしごでも掛ければいいんじゃね?って言ったのはボク。」

「ねえ。真奈美ちゃん。美奈子と二人で、屋上で何してたの?」
「えっ?美奈子おねえちゃん。言っちゃってもいいの?」
「いいも悪いも、もうバレてるし。どうせわかることだし……。
 いいわよ。言っちゃっても。」
「いいの?あ、みんなにも手伝ってもらえれば、もっとたくさん運べるもんね。」
「運ぶ?何を運んできたのさ?」

「ほら、屋上って、下が硬いでしょ?」
「あ、うん。防水シートだけだものね。」
「うん。だから、何をするにしても、背中とか、お尻とかが痛くならないように、
 下に敷くバスマットとか、休憩するための椅子とか。」

「美奈子。そんなもの持ち込んで、一体この屋上で何してたのさ?」
「お姉さま。聞かなくたって、想像すれば、大体わかるでしょ?
 青空の下。誰からも見られない。しかも部屋の中と違って汚れても気にならない。」
「……。美奈子。まさか、あなた、真奈美ちゃんと……。」

「なあに?真奈美ちゃんと、の続き、ちゃんと言ってみてよ。」
「う〜ん。でも、まさか、そこまでは、ねえ……。」
「なに?やだ、なに、想像してるのよ。」
「だって、誰にも見られないし、汚れても気にならないって言うことは、
 誰かに見られたらまずくって、周りが汚れるようなことしてたんでしょ?」
「だから?」
「だから……。え〜?でも、匂いとかはどうするの?
 あ、流せばいいのか。えっ?流したら排水溝が詰まっちゃうんじゃない?
 あ、でも、流すための水は?」

「雨が降れば流れるでしょ?」
「雨?雨が降ったくらいで、流れないでしょ?」
「ねえ、紗理奈お姉さま。いったい、何を流すつもり?」
「何をって。ほら、あの、その……。」
「ウンチじゃないよ。お潮だよ。」
「真奈美ちゃん。」

「あのね。真奈美、としパパにいろんなことしてもらってね。
 お潮っていうのも吹くことができたんだ。
 その後、自分でしようとしたんだけど、自分じゃなかなかうまくできなくって。
 キュンキュンってなってくるのを我慢して、ずっと擦り続けると、
 ビシュッってなるんだよ、っていうお話を美奈子お姉ちゃんとしてたんだ。」

真奈美の言葉を受けて美奈子が続けた。
「だから真奈美ちゃんに言ったの。
 自分でやるのもいいけど、美奈子が指でやってあげるよ。
 ローションとか使えば簡単に吹けるようになるよって。
 そしたら、真奈美ちゃんもすっかりその気になっちゃってね。」
「うん。それで、潤一さんに相談して、
 必要な道具っていうか、いろいろと屋上に上げてもらったんだ。」
「だ真奈美ちゃんに頼まれたら、いやとは言えないだろ?」

潤一の困ったような顔を見て、真奈美はなんだかうれしくなって笑顔で続けた。
「それでね、おしっことお潮って、どう違うんだろうねっていう話になって。
 あ、真奈美、おしっこだったらとし君にかけたことがあるよっていう話になって。
 その時のこと、思い出して、美奈子おねえちゃんに話したら、
 お潮のかけっことか、面白そうだねっていう話になってさ。
 だったら、おしっこもかけっこして、
 お潮とおしっこの違い、確かめてみようよっていうことになったんだ。」


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