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彼女と友達と犬塚と
【学園物 官能小説】

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遠藤ヒナと加藤美香-1

中学3年で、同じクラスになった遠藤ヒナと言う女子をいつも隠れて目で追っていた。
友達に話すこともなく、当然本人に想いを伝えることも出来ずに
ただ独り悶々とした気持ちと、彼女が友達に見せる笑顔を盗み観て満足していた。

黒髪が腰の辺りまで伸びていて、良くブラッシングされている、
キラキラと輝いてお嬢様の様だ。
大人しい、物静かなタイプではあるが、担任からの信頼も厚く、嫌味を感じさせない
優等生タイプだった。

彼女には、小学生の時からの親友、加藤美香という女が居た。髪を茶色く染め、
大人びたメイクをして、時々学校をさぼって、先生に呼び出されていた。
しかし美香は、私から見てもスタイルの良い、アイドルのような、可愛らしい
顔つきをしていた。

タイプの全然違う二人ではあるが、良く2人で居た。
私は、勝手に遠藤ヒナの評価が下がると、加藤美香を毛嫌いしていた。

受験が終わり、見事に憧れの遠藤ヒナと同じ高校に行くことが決まり、
テンションが高まった。
しかし
卒業まじかに知った事なのだが、美香も同じ高校に合格していた。

割とレベルの高い学校なのに
勉強も真面目にせずに、お洒落に夢中のただ可愛いだけの美香も同じとは・・・
驚きと、嫌さが増し、更に美香を勝手に嫌いになった。

自分勝手と言われるだろうが・・・
美香には、遠藤ヒナに近づいて欲しくなかった。




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