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ブービートラップ
【ショタ 官能小説】

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Suggestion (提案)-1

翌週末は、父親が出張で日本に一時帰国し母親も同行するため、自宅には俺以外誰もいなくなる。そこで、俺はその週末の土日を家でどう過ごそうか考えていた。いつものように金曜夜、ジャッキーのコンドミニアムで彼女とエッチしたとき(デイブが帰国したことを知らない親には、デイブの家に泊まるとウソをついていた)、彼女に次の週末の土日の予定を尋ねた。

“Sorry I’ve got some errands to run then. So count me out. But I have a suggestion to you. Why not invite your friends to your place for BBQ? Your new friend, Dina should be counted in. She’d be most happy to join you. I’ll be pleased to lend you my barbeque gears and set them up.
(ごめんね。その時は、私やらないといけないことがあるの。だから、私はパス。でも、提案があるわ。お友達を、お家BBQに呼んであげたら?コウの新しいお友達のディーナも仲間に入れてあげてね。きっと、喜ぶわよ。BBQの機材は貸してあげるし、組み立てるのも手伝ってあげる。)”

ジャッキー、マジ天使。俺は彼女の提案に乗ることにした。さっそく、次の週の月曜に、ラナとソーニャに週末の土曜に俺の自宅のyard(庭)で行うBBQのことを話した。すると、彼女たちも結構乗り気で、参加者が料理を1品持ち寄るpot luckにしようよと、ラナが提案した。いろんな国の料理が食べることができて面白そうだと、俺もソーニャもラナのアイディアに賛同した。

それから、俺はディーナを誘った。

すると、”I’m still frightened of crowds. I get nervous when strangers are around. (私まだ、人が大勢いるところは怖いの。知らない人が周りにいると緊張するわ。)と、ディーナはモジモジして言った。

“I’ve just talked to Lana and Sonya. You know the two girls, don’t you? They were in the same class with us last year, and you met them at the karate practice last week. Look, I’m gonna invite just three of you. How about that? (さっき、ラナとソーニャに話してきたところなんだ。あの娘たち2人は知ってるでしょう?去年同じクラスだったし、先週空手の練習のときも会ってるよね。ねぇ、君たち3人しか呼ばないつもりなんだけど、どうかな?)

“That should be great. Those two girls were very kind to me. Besides, they’re Catholics and share the same faith as mine. (それは素敵だわ。あの2人の女の子は私にとても優しくしてくれたの。それに、カトリックの信者で、私と同じ信仰を持つ人たちだわ。)

“But I’m not a Catholic, not even a Christian either. Doesn’t it bother you? (でも、ぼくはカトリックの信者ではないし、クリスチャンでさえない。それでも、きみは構わないの?)”

(No way. You’re special to me. And our folks have a long tradition to live side by side with people of different faith. I’d be glad to be with you. (そんなことあるはずはないわ。あなたは、私にとって特別な人。それに、私たちには異なる信仰の人びとと共存してきた長い伝統があるのよ。私はあなたと一緒にいたいの。)

俺は彼女にpot luckの件を説明し、BBQの際に何か食事のタブーはないか尋ねた。彼女は、宗教上の禁忌ではないが、ポークは食べ慣れていないと答えた。それで、俺はBBQは、ビーフとラムのケバブにすることにした。

BBQと言えば、2年前に華恋と開田高原で過ごした夕べを思い出す。彼女は今どこで、どうしているのか。海兵隊員だから、もう既に中東に派遣されて開戦準備をしているところなのだろうか。俺は、彼女の無事を願わずにいられなかった。


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