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義母
【熟女/人妻 官能小説】

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快楽-1


 妻とあのような死別を体験し世間からの目を気にしての長い生活、そんなどん底を体験した者が憧れの未亡人から信じがたい言葉に矢野は感激したのだった。
「本当にいいんですか」
「ええ、今日はおもいっきり家庭的な料理にしましたから」
「ありがとう、花村さん」
ワインで乾杯すると和やかな二人だけの食事となった。
会話は過去の事は触れないでもっぱら日常の生活から趣味の話へと弾ませた。
「矢野さんはよく映画行かれますの、先日韓国映画「パラサイト」のお話していらしたでしょ」
「ああ、あの映画良かったですね、韓国の底辺の人々の生活をユーモアに演出してましたね、是枝監督の万引き家族はいわば日本版ですかね、あなたも映画好きですか」
「もっぱらテレビでね、韓国ドラマは好きです、以前奇皇后見てました、展開が面白かったですね、若い時にマデソン群の橋でしたか今でも記憶に残っています」
「私も見てました私の場合妻の事もありますので複雑です」
「ごめんなさい、思い出させてしまって」
「いいんですよ」
話とともに酒の量も増え矢野は冷蔵庫のビールも出して普段の数倍の量を呑むのだった。

 9時の時報を知って矢野は風呂の準備にフラと立った。
「もうこんな時間ね、洗い物にかかりますけどいいですか」
静枝はそう言って食卓に並んだ皿や飲み干したビール缶の片づけに入った。
矢野はボイラーを入れ浴室の清掃を念入りに済ませてから湯を入れるのだった。

「花村さん、先にお風呂いかがですか」
「とんでもないです、お先にどうぞ私片づけが済みましたら行きますから」
(行きますから・・一緒に入ってくれるのだろうか)
矢野はその言葉に淡い期待を持つのだった。
「じゃあ先に」
なみなみと湯が入る浴槽に体を沈め溢れ出た湯は浴槽からザーと音を立てて流れ出た。
(いい気分だ、本当にここまで生きてきた甲斐があった)
酒の酔いと風呂の湯が矢野をウトウトさせ溢れるのだった。

 「カチ」

浴室の戸が開く音に矢野は気付いた。
静枝の影が脱衣場に映った。
(まさか・・・期待したことが)
ぼやけて見える脱衣の様子、腕が背にまわるとブラをとる仕草
(おお、あの肉体が透けて見える・・凄い)
下のモノもとると素裸の影が見えた。
静枝が洗い場のノブに手をかけタオルで前を隠して入ってきた。
「ごめんなさい、いいかしら」
「・・・・」
見上げる面前に静枝の滑かわしい肉体があり豊満な乳房、五十路の熟れすぎた体は矢野を圧倒させた。

「そんなに見つめないで恥ずかしいわ」
片膝を落とし桶に湯を汲み上げながら言った。
「すみません、つい見つめてしまって」
「男の方はみんな一緒ね無理ないわね突然こんな格好で来るんだもの、先に背を流しましょうか」
「いいですか」
矢野は前を隠し真赤に染まった体で腰掛けに座った。
「大きな背中、頼もしいですね」
鏡に映る静枝の体をちらりと見ながら背を流してくれる心地よさを満喫した。
「今度私が流しましょうか」
「いいの、じゃあお願いします」
席を代わって静枝を前に座らせた。
「白い肌ですね」
ソープをつけて円を描くように洗ってゆく、腰から尻にたれ流れるソープの泡。
(いけねえ、大きくなってゆく)
「ありがとうございます、もう結構ですわ」
「はい、失礼いました」
勃起した前をタオルで隠して湯船に再び浸かった。
静枝は矢野を尻目に脇から乳房を入念に洗った。
「先に出ます」
矢野は一足先に浴室を出て外のひんやりした風に当たった。
(すげえ身体だよ、もう少しで遣りそうになったぜ、今夜できるかもしれねえ)
矢野はまたビールを取り出し飲み干した。

 静枝を待ってから寝ることにした。

「まだ起きていらしたの、私、長湯だから」
「花村さん、隣の部屋使ってください」
矢野は一応遠慮して言った。
「わかりました、それでいいんですか」
「はい、その〜・・・」
「それじゃあお休みなさい」
静枝は矢野の本心は分かっていたが寝室を別にした。

(しまった、あそこまで静枝に言わせてしまった)後悔先に立たずである。

 外は深夜から雨が落ちだした、屋根を打つ音、雨どいを伝って流れる音がしてきた。
矢野はなかなか寝付かれないでいた、深夜零時を過ぎたころだった。
襖を開ける音に気付いて耳を凝らすと静かに足音が頭元で消えた。
静枝の影は帯を解いてさらりと落とした。
横目で見上げる矢野の目に浴衣を肩から落として素裸の静枝が布団に入ってきた。
「起きてみえます、抱いていただけますか」
微かに聞こえた。
矢野は寝返って静枝に向き合うと唇を寄せた。
熱い接吻を交わすこと数分、乳房をまさぐり下へと手を這わせていった。
柔肌は手を滑らせるように腰から臀部へと這う。
静枝の吐息が伝わると矢野も下着を獲って下半身を露わにした。
柔らかな指がペニスを握ると、ゆっくりしごきながら口へ運んだ。
ヌルりとした感触に矢野は目をつむった。
絡んでくる舌に快感がゾクゾク伝わってきた。
「う〜気持ちええです」
何度となく男を咥えてきたテクニック、ヤモメ暮らしだった矢野にはたちまち頂点に立ち上った。
「ああ、だめだ・・・うう」


「出したの、いいのよ、久しぶりでした?」
「暫くたてばまた出来ます」
「焦らないでいいのよ」
「今夜はここまでにします?」
静枝は聞いてきた。
「嫌です、あなたに満足させていません」
矢野は静枝の下腹部に頭を埋めていった。
剛毛なヘアーを分け入りその壺に舌を伸ばすと静枝は腿を開いて受け入れていく。
「(*´Д`*)」
長い愛撫で濡れそぼる壺はやがて結合した。繋がった男と女 妻の命日は熟れた未亡人との快楽の日となった。

                     おわり



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