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プール母
【熟女/人妻 官能小説】

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1-5

「あなた格好良いね。ちょっと私の腰の方抑えてくれる?」
「良いけど・・」

理恵と憲吾の様子を確認するためプールに入ったものの
同い年ぐらいの女の子からビート板でバタ足しながら進むのを手伝って欲しいと言われ
正直格好良いと言われると悪い気もしないので女子の体を支えてあげていた。

(この子プールの入り口辺りから俺の周りウロウロしてたよな確か)

理恵似の俺はその当時は自分で認識できてなかったが(興味も無かったし)
目鼻立ちが整ったタイプではあったらしい。
この女子の他にも話しかけたそうにウロつく子達が居たが
母ちゃん達が気になって自分のモテ期到来の兆しなど頭の片隅にも考えなかった。

「ちょ、急に離さないでよ底に足付かないんだから!」
「はは、ここはそんなに深くないからバランス取る練習になるよ。」
「や!無理ーー」

フラつきながら沈みそうになった母理恵は憲吾さんの肩と二の腕に咄嗟にしがみ付いた。
憲吾さんは笑いながら理恵を抱きかかえ、また元の体制に戻してあげている。

「待って、今度はあたしが言うまで離さないでよ」
「えー、予告なしで離した方が理恵の練習になるぜ。」
「予告なしは駄目!禁止よ」
「教えてもらってる方が上から目線かよ。じゃあまた離すか。」
「やっ!きゃっ!ちょっと待って待って」

傍から見るとカップルがイチャついてるようにしか見えないが
片方は俺の友達の父親でもう一方は俺の母ちゃんである。
(いつの間にかタメ口になってるし)
俺はというとそんな母ちゃん達を横目に先程からの女子の両手を取って
ビート板無しのバタ足練習を手伝っている。

「・・・」

自然に理恵の腰に手を回してはタイミングを見計らって離す憲吾とそれに怒る理恵。
二人の顔を見比べると確かにお似合いではある・・
クリっとした理恵の大きい目
シュッと切れ長ぎみの憲吾の奥二重の目
理恵の鼻筋の通ったツンと細く突き出た鼻
憲吾の太過ぎずがっしりとした男らしい鼻筋
控えめな理恵の桃色の唇
厚くて血気を感じさせる憲吾の唇

「・・・」

あの二人の遺伝子が組み合わさったらどんな子供が誕生するんだろうか。
正直どんな組み合わせでも性別にかかわらず美形で周囲を魅了するに違いない。
俺は運よく理恵似だったけど父親に似てたら女子に話しかけられたりなんかしていまい。
憲吾の息子の○○は残念ながら母親似で人は良さそうだけど・・
(いやいや・・)
なんか、自分が人を見た目で評価する嫌な奴になりそうで直ぐに考えを切り替えた。

ただ、理恵と憲吾はお互いの本能的な部分で惹かれ合い始めているのではないだろうかと
この時の俺は当初の目的を忘れ少し複雑な気持ちになっていた。


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