保健教師 景子(1998年頃のいつか)-2
明宏に手を引っ張られながら、浩次が保健室に入って来た。
「そこのベッドに座ってちょうだい。」
2人はベッドの縁に腰をかけた。浩次は保健室に入って来てから
ずっと下を向いている。
景子は椅子を持ってきて2人の前に座った。
「それじゃ、明宏君、何がどうなったのか教えてくれる?」
「うん。
えっと、体育館の裏でエッチなマンガを見つけて・・・。」
急に明宏は赤くなって黙ってしまった。
「どうしたの?
エッチなマンガに興味があるのは普通のことよ。
あなた達位の年齢になれば、みんな興味が出てくるの。
見ても全然悪くないわ。
話を続けてちょうだい。エッチなマンガを見ててどうなったの?」
景子は優しい口調で明宏に言った。
景子の言葉に安心したのか、明宏は続きを話しだした。
「はい。それじゃあ、えっと・・・、
エッチなマンガを見てたら、浩次が『おちんちんがヘン』とか言って、
ズボンのチャックを開けておちんちんを出して・・・、
そしたら、おちんちんからピュル〜って白いのが出てきた。」
明宏は顔を紅潮させ、手振りを混ぜながら話した。