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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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お持ち帰りされる人妻 (7)-2

 憎まれ口を叩いてキスをする。下半身を重ね合わせ、夫の男性器と妻の女性器をもう一度繋げる。

「ぁ……ん……!」
「いいよ、無理して喘ぎ声出さなくて」
「無理なんてしてないよ。暖かくて気持ちいい」
「こんなチンポでも?」
「うん。いつも言ってるでしょ? 小さくてもゆきはパパとのエッチが好き」
「信じられない」
「信じて!」
「信じたいけど」
「あのねパパ、女性っていうのは心で感じるものなの」
「じゃあもっと感じないとだめだろう。大好きなパパとエッチしてるんだから」
「そうじゃないの!」
「どうせ最後はまんこで感じるんだろう?」
「違うよ! Zくんとしたすぐ後でも、パパのおちんちんでゆきイッちゃうでしょう?」
「ま、まあ確かに。じゃあなんで今は……」
「んー多分だけど……疲れてるところへ、パパにいきなり激しくされたからかな?」

 いじわるな笑みを浮かべているゆき。なんだ、説教が始まるのだろうか?

「う、ごめん……」
「ううん。ゆきも言えば良かった。今日は優しくしてねって」
「そっか。今までもそういうことあったもんな」
「うん。でも結局こうして笑いあえて……ゆきホッとした」

 ゆきがぎゅっとしてキスしてくれた。今度はしっかり目を合わせて。

「結局バカップルかよ」
「んーー嬉しい! バカップルでいい!」

 またキス。よかった説教ではなさそうだ。なんだかんだで仲良し夫婦なのだ。中出しの件はまだモヤモヤしているが。

「あーでもこんな可愛い奥さんが他の男にまんこガバガバにされちゃったなんてたまらないよ!」
「ぁん。ガバガバなんて言わないで」
「だってそうだろう?」
「ほ、本当のことかもしれないけど! 言い方がひどいし……女性の気持ちやっぱりパパはわかってない!」
「ごめんごめん、つい……」
「あーもう! さっきのエッチのことまた思い出しちゃった……」
「な、なんか他にも不満がありそうだね……」
「いい機会だから言わせてもらう! あのね、まず……」
「まず!? そんないっぱいあるのかよ」
「いいから聞いて! あのね、まず全然気持ちよさそうにしてない女性に『気持ちいい?』なんて聞かないで」
「う……」
「最低限のマナーです。肯定しても否定しても気まずい思いをさせちゃうことくらいわからない?」
 まるで子どもに噛んで含めるような言い方をされてしまった。
「それから」
「はい」
「ダメそうだったら無理しないで、さりげなくラブラブエッチに移行する!」

 ラブラブエッチというのはゆきの造語で、いわゆるスローセックスのことである。私は恥ずかしすぎてこんな言葉は口にできないが、ゆきは気に入っているらしい。

「今まではゆきがそういう方向へ導いてあげてたんだから」
「今日もそうしてくれればよかったのに……」
「それはゆきも反省してる! でもあまりに気持ちよくなくてびっくりしちゃって今日はできなかった!」
「はい……」

 集中砲火を浴びている。浮気されたのは私の側なのになぜこうなるのだ。

「それから!」
「もう勘弁して……」
「興奮しても乳首は強くつままないで! 痛いだけです」
「ごめん」
 ああそうだ。前にも注意されたっけ。気をつけてたのについ。
「前にも言ったよね? 覚えてますか?」
「覚えてます。でもゆき……」
 優れたリーダーは、過ちを認めている部下に追い打ちをかけるようなことは言わないもの。そんなんで職場で大丈夫?
「人の心配はしなくていいの! 今はそんな話はしてません!」
「はい、すみません……」
「最後に!」
「……もうだめ、心が折れそう……」
「パパ大好き! 愛してる……!」

 いつの間にか上になっていたゆきがいやらしく腰を振っている。とはいえやはり疲れているのか、激しい動きではない。私のペニスの感触を味わうようにゆっくりと、大きく、むちむちの下半身を円を描くように動かしている。


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