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露出女子高生 石原サクミ
【痴漢/痴女 官能小説】

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再会 あなたのことが知りたい-2

それに、体験そのものの凄さに比べれば、その相手が例えパイパンであったとしても、
さほど取り上げることではなかったのかもしれない。
そう。朔太郎にとっては、女子高生がパイパンの股間を露出していたという事実は、
まさに青天の霹靂。天地鳴動の一大事だが、
根沢たちの6Pという異常さの中では霞んでしまうだろう。


ただ、彼らの体験と比べてしまうから、
章人の体験は大したことのないように思えてしまうが、
その特異さで言えば、朔太郎には根沢の体験と遜色はないように思えた。


電車の中でブラウスのボタン全開で、しかもノーブラ。
章人が興奮してズボンのポケットに手を突っ込んで、
硬く勃起したペニスを握りしめてオナニーしたくなるのも無理はない。

しかも、章人がいく寸前に、彼女は章人の股間に手をつき、
思わず射精してしまった章人のザーメンを自分の手で受け止めたというのだ。

その後、冷静さを取り戻した章人が彼女の姿を求めて、
必死になって電車の中やホームを探しまくったのも分からないでもなかった。

章人にとっては射精は終わりではなく、その続き、そしてさらにその先を、
彼女に求めたくなったのだろうことは章人に聞くまでもなかった。


露出をし、それを見て興奮しオナニーをした章人の股間に倒れ込み、
ザーメンを手に付けてしまった女子高生。

そこまで考えた時、朔太郎はふっと思った。
そうだ。明日の電車の中で、そんな女子高生に出会わないとも限らない。
だとすれば、備えあれば患いなしだ。

朔太郎は制服のズボンを取り出した。
左のポケットの底に穴をあけようと思ったのだ。
(章人みたいに、ポケットに穴をあけておけば、直接触ってオナニーができる。)

朔太郎はポケットに手を入れ、内側の生地を取り出した。
綿埃と一緒に、小さな紙を丸めたものが出てきた。
(??なんのゴミだ?)

朔太郎はその紙つぶをごみ箱に投げ入れようとした。
しかし紙つぶはゴミ箱の縁にあたり、跳ね返ってきた。
(なんだよ。シュートまで入らねえや。)
朔太郎はもう一度ゴミ箱めがけて投げようとして、ふと思いとどまった。
(そもそも、こんなもの、いつから入ってたんだ?)
朔太郎はその小さく丸まった紙つぶをゆっくり開いていった。


《3年前、わたくしの写真を撮ってくれませんでしたか?》

そしてその下には何かのアドレスと思われる数字と記号が並んでいた。


(3年前?オレが写真を撮った?さっきの彼女が入れたのか?)

朔太郎は懸命に3年前の記憶をたどった。
(3年前?あの頃、オレが撮った女の子なんて、何十人もいるぞ?
 オレが中3のころ?高1にかけて?
 あ〜。毎日、カメラ持ち歩いて、可愛い女の子がいればシャッター、
 切り捲ってたもんなあ。
 写真のデータ、調べりゃ見つかるかもしれないけれど、
 そもそも今日の彼女の顔がわからないじゃないか。
 マスクから上しかみえていなかったんだぜ?)

朔太郎はベッドにひっくり返って、駅で会った彼女の顔を必死に思い出そうとした。 (どんな子だっけ?可愛かったような気もするけどなあ。
 あ、でも、マスク美人ってのも、いるからなあ。
 ほら、ちょっと前に流行ったザワティンだっけ?
 あの子だって、マスク外した時、正直、騙された!って思ったしなあ。
 ほら、ずいぶん昔だけど、口裂け女、だっけ?
 あれだって、マスクを外さなきゃ結構の美人っていう設定だろ?
 今日の階段露出の彼女だって、マスクを外した瞬間に、
 ああ、外さないでいてくれればよかったのに、
 いや、場合によっちゃ、助けてください、許してくださいって思う可能性だって、
 ないとは言えないもんなあ。)

そう思いつつも、朔太郎はパソコンの前に座わり、
一度バッグにしまったSDカードを取り出した。 

(撮影日時順で調べれば何とか調べられるかもしれない。
 いや、それよりも、まずはあのアドレスにつないでみるか。
 え〜と。そもそも、これってなんのアドレスなんだ?)


そうなのだ。実はサクミの動揺ぶりはかなりのものだった。
サクミは携帯アドレスとパソコンアドレス、ラインやらインスタやらのアドレスを、
ごちゃごちゃに思い出し、それを震える手でメモに書き留めたのだ。

(なんだよ、これ。全く使えないじゃんか。)

メールやらラインやらインスタやら、ありとあらゆるSNSにチャレンジした朔太郎は、
アドレスからのアクセスを諦め、画像データの検索を始めた。

(3年前ったって、そこそこの範囲はあるよなあ。
 えーと。今が2020年5月だろ?2017年5月。
 う〜ん。プラスマイナス6か月、ってとこか?
 だとすると、2017年の1月あたりから2017年の11月あたりまで、ってところかな。)


お気づきだろうか。
サクミが写真を撮ってもらったのは、サクミが中3の秋の文化祭。
サクミは、高校を卒業したという意識が薄かったため、
中3の秋を3年前と思い込んでいたのだ。 

つまり中3の秋。それは2016年の10月、ということになる。
この時点で、朔太郎の検索範囲に、あの「変身」のモデルは存在しないのだ。

しかし、偶然というのは恐ろしいもので、
サクミが犯した勘違いは、朔太郎にも起きていた。

二人とも、卒業という実感がなかった。
つまり、何かの瞬間には、自分は高3だと思うのだ。
そして高3の3年前は単純に中3となる。

朔太郎は2017年のデータを開いた瞬間、思ったのだ。
(なんだよ、これ。高1の時じゃん。3年前ったら中3じゃん。)
そして朔太郎は2016年の10月のデータをディスプレイに映し始めた。


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