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露出女子高生 石原サクミ
【痴漢/痴女 官能小説】

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隠し撮り自粛中-4

「い、いや、でも、ほら、あの、さ、一昨年の野球部のベスト8もすごかったけど、
 その年の秋の寝技の活躍も、凄かったよな。」
「おい。名前、間違ってる。オレの名前は根沢。変な間違え方すんなよ。」
「でも、団体戦優勝ってのも、この学校始まって以来、だろ?なあ、翔琉。」
「おい。名前、合ってる。でも、続けて言うなよ。」
「寝技かける。確かに女にはモテないわな。」
「あ、いや、それが実は、凄かったんだ。」
「凄かった?」
「あ、いや、その、最後の大会の直前に、ある女の子を助けたんすよ。」
「女を助けた?」
「ええ。柔道部の練習の帰り、駅の階段で一人の男に絡まれてる女の子がいて。」

「やっつけたのか?」
「もちろん。弱きを助け強きを挫く。それが柔らの道ですから。」
「柔よく剛を制すが、柔らの道のような気もするけどな。」
「いや、同じ意味だと思うんす。」
「違うだろ〜。」

「いや、それ、どうでもいいっすから。それで?助けて、どうなった?」
「いや、なんか、身体を触らせろ、とか、誘惑するために露出してたんだろ、とか、
 男がぐちゃぐちゃ言ってたから、
 有無を言わさずに、オレが背負い投げをして、
 他の奴らが寝技と絞め技を掛けたら、泣きながら逃げていった。」

「あ、犯人の話か。そうじゃなくって、その、絡まれてる女の子の方だよ。」
「ああ、彼女のほうっすか。
 さんざんお礼を言われて、オレたちが柔道部員だってわかったらしく、
 次の大会、頑張ってくださいって。」
「それだけかよ?」
「いや、どこの高校ですか?って聞かれたから……。」
「学校の名前、言ったのか?」
「ええ。教えました。」
「そしたら?」
「もうすぐ新人戦ですよね?応援してますって。
 で、何かお礼をさせてください、っていうから、
 じゃあ、オレたちが優勝できるように応援しててくださいって言ったら、
 もちろん応援してます。じゃあ、もし、優勝したら、お祝いをさせてください。
 今日のお礼です。なんでも言ってくださいねって言うから。」

「なんでも言ってください?何でもしてくれるっていうことかよ?」
「いや、じゃあ例えばどんなお礼してくれますか?って聞いた馬鹿がいて。」
「あ、鈴森だろ。先鋒の。」
「お前、よくわかるなあ。」
「ああ。いろんなやつの写真、撮ってるから、顔の表情で性格も、大体読める。」

「なるほど。そう、鈴森が聞いたんだよ、どんなお礼をしてくれますかって。」
「そしたら?」
「そしたら、彼女。
 皆さんが優勝したら……。わたくしをプレゼントしちゃいますって。」
「わたくしを????」
「プレゼント???」

「ああ。それで、オレたち、もう死に物狂いで頑張ってさ。」
「それで団体戦優勝しちゃったわけ?」
「ええ。見事に。新人戦とはいえ、わが校始まって以来の快挙っす。」
「で、お礼の方は?」
「ああ、お礼の話っすか。ここだけの話っすよ。」
「わかってるって。で、どんなお礼だったんだよ?
 まさか、本当にわたくしをプレゼントしてもらえたんじゃないだろうな?」
「ええ、そのまさか、です。」
「マジかよ?」
「ええ。しかも、1対1の個人戦の後に5対1の団体戦のおまけつき。」
「個人戦の後の団体戦?なんだよ、それ。」

「いや、彼女、ここなら安心ですって言って、
 自分の学校の保健室にオレたちを案内したんすよ。」
「自分の学校の保健室?どの子の学校だよ?」
「いや、あそこの、お隣の、あの女子高、だ。」
「お隣の女子高生だったのかよ。
 しかし、あの高校の保健室はいったいどうなってるんだよ〜〜〜。」
「いや、彼女いわく、lovehotel代わり、って。」
「学校内にlovehotel?ありえないだろ!」

「いや、オレ、兄貴からそんな話、聞いたことがある。」
「マジっすか?」
「いや、うちの高校の養護教諭、噂ではかなりの……。」
「かなりの?」
「いや、そこまで具体的には……。
 ただ、保健室に呼ばれた男性教師は、ほとんどが腑抜け状態で戻ってくるとか、
 外からも自由に出来るとか、
 スペシャルルームと呼ばれる部屋があるとか、
 保健室のベッドなのに、サイズがダブルベッドみたいだとか、
 結構過激なプレイが好きだとか、
 お泊りできるような設備もあるとか、
 学校の理事長のお気に入りで設備には金をかけることができるとか、
 女子生徒とのレズもお手の物とか、
 SМあり、スカトロありと言う噂まであるとか……。
 いや、兄貴も詳しくは知らないらしい。」

「あ、いや、それだけ詳しいってことは……。」
「ああ。呼ばれてるな。」

「…………。で?柔道部は、どうなったんだよ?」
「いや、結局、そのお泊り状態っす。個人戦と変則団体戦で……。」
「変則団体戦?」
「6P?6Pってこと?」
「ああ。朝まで、な。でも、県大会優勝のオレたちも、彼女一人にかなわなかった。」
「負けたのか?」
「いや、負けたとは言いません。ただ、勝てなかった。」

「じゃあ、負けたんじゃねえかよ、男5人もいて、女一人に……。」
「いや、情けない。でも、最高だった。県大会優勝よりも、よかった。」
「そりゃあそうだろうよ。」
「でも、人助けはするもんだなあ。」
「ああ。彼女があの男に絡まれてなきゃ、
 こんな素敵なことにはならなかっただろうからな。」
「えっと。彼女、そもそもなんで男に絡まれたりしたんだって?」

「いや、男が言うには、お前がノーパンで階段上ってたのは、男を誘うためだろ、とか、
 あんなのを見せられたら、誰だって襲いたくなるだろ、とか。
 そんなことを言ってたっけ。」

「ノーパンで階段を上る?」
「露出?」
「いや、まさか……。」
「だよな……。」


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