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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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香澄の本性-3

香澄の表情には明らかに困惑が見て取れた。
「いや、もちろん、あなたは意識されていないと思います。
 あなたの心は以前に比べたら、遥かに解放されていますし、自由な部分も増えてきた。
 ただ、まだ真奈美ちゃんの前では母親を演じようとしてしまう部分がある。」
「わたし自身は吹っ切れた、吹っ切ったと思っているのですが。」
「潜在意識と言うものです。
 ところが実はその部分がストレスとは一番影響しているのです。」
「…………。」
「あなたは真奈美ちゃんの病気のことを知ってから自分の性欲を抑圧してきた。
 しかし、その大部分は、今日、今までの敏明や麗子とのかかわりの中で、
 ほとんど解放されてきた。
 最後の最後に残った、あなたの心の一番底になるものを取り払わなければ、
 あなたは真の自由を得られない。わたしはそう思うのです。」

「では、どうすれば……。」
「それを……望まれますか?」
「はい。征爾さんから見てそう見えるのであれば、きっとそうなのでしょう。
 この際です。わたしを完全に解放してください。」
「わかりました。ちょっと荒療治と言うか……。
 香澄さん。今からあなたの頭の中にある羞恥心と理性、自制心とでも言いましょうか、
 自分の心を自然に抑圧してしまうものを短時間だけ、麻痺させようと思うのです。」
「理性や自制心を麻痺させる?どうやってですか?」
「暗示です。自己催眠とでもいうものでしょうか。もちろん副作用などはありません。
 心のハードルを下げる、そう言った類のものです。
 香澄さん自身の意志で元に戻ることもできます。いかがなさいますか?」
「自分で、自分の心をコントロールできるということですか?」
「ええ。ただ、その暗示にかかった間は、あなたは理性と言うブレーキを失ったように、
 心の奥深くに秘めてひた隠しにしていたことや、
 それこそ遠慮して言葉にすることができなかったことなどが、
 堰を切ったように言葉や態度に現れるでしょう。」
「言いたいこと、すべて、を言ってしまう?」
「ええ。言いたいことややりたいことなど、心の中を洗いざらいにです。
 いいことも悪いことも関係なく、です。
 今からお教えするのは簡易的なものです。
 暗示の効き目自体も、20分から30分程度と言ったところでしょうか。
「じゃあ、30分のお試しコースと言ったところでしょうか。」
「なるほど、いい喩えです。どうされますか?」
「お願いします。ただ、皆さんにご迷惑は掛かりませんか?」
「そうですね、知らないのは……ご主人だけ、でしょうか。
 他のものはみな、体験済みだったり見たことがあったり。
 あ、真奈美ちゃんも体験済みですから、驚くようなことはありません。
 まあ、ご主人はそれなりに驚かれるとは思います。
 今までには想像したこともないような香澄さんの言葉を浴びせられるわけですから。」
「わかりました。ぜひお願いします。」

征爾はうなずくと香澄の手を取り、部屋の隅の椅子の座らせた。
香澄は征爾に言われるまま目を閉じ、ゆっくりと深呼吸し始めた。

征爾が香澄に施したのは、ごく簡単な催眠療法だった。
理性と言うと、いかにも動物と人間を隔てる高度なもののように感じるが、
つまるところは羞恥心から生まれていると考えることができる。

こんなことを言ったら周りから笑われるのではないか、
こんなことをしたら自分だけが目立ってしまうのではないだろうか。
「人として」「人間として」周りの人に、恥ずかしくないような行動をとるために、
人は理性という名のブレーキを自分の行動にかけることで、
自分の欲求をコントロールしているのだ。

逆を考えれば、人は羞恥心を捨てれば大抵のことはできるものなのだ。
アルコールを摂取することにより、そのブレーキともいうべき理性が弱まると、
人は普段ではとても恥ずかしくてできないようなことでも平気でしてしまう。
飲むと周囲の目も気にせず、だれかれ構わずにキスを仕掛けたり、
人前であるにもかかわらず、服を脱ぎ始めたり、
ついつい言動が大胆になるなどは、誰に経験があるだろう。


征爾はごくごく浅い催眠状態に香澄を導いたあと、一つの暗示をかけた。
〈まだ心の奥の方にしまってあるものを、口に出せば、すべてのストレスが無くなる。
 やりたいのに我慢していることが、我慢すればするほど、やりたくなる。
 だから、今はすべてを言葉に出し、行動に表そう。
 やった後は素晴らしい開放感が得られるのだから。〉と。



時間にしてほんの15分か20分程度だっただろうか。
香澄は目を開けると、征爾に向かってほほ笑んだ。
「じゃあ、始めるわ。」

そう言うと香澄はいきなりソファーに座ると、そのまま足をМ字に大きく開いた。
「ああ、ねえ、真奈美〜。こっち、見て〜。
 お母さんのオマ〇コ。もう濡れ濡れなの〜。
 さっき、とし君にしてもらったくらいじゃ満足できないの。
 ああ、真奈美〜。とし君ともう一回、してもいいわよねえ。
 そうだわ。征爾さんとも。
 そうだ、それがいい。
 征爾さんととし君の、親子二人に責めてもらいたいの〜。
 ねえ、麗子さ〜ん。
 あなたのご主人と、あなたの息子、わたしに貸して〜。」

すかさず征爾がそれに応じた。
「香澄さん。ご主人の前ですよ。そんな露骨なことは言わないものですよ。」
「ああ、征爾さん。いいのよ〜。本当にそうしたいんだから。
 ああ、そうだわ。ねえ、見て、見てください。
 香澄のオマ〇コ。ほら、もうこんなにぐしょぐしょ。
 ああ、指なんかじゃ物足りないわ〜。」


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