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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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副総監-7

「あ、菜月です。」
マギーは若菜の顔色を見ながら電話に出る。
「おっ、菜っちゃん♪相変わらずいい声してるな!」
「ンフ、何もさせませんよ?」
「だよねー!ハハハ。冗談はさておき、本題だ。若ちゃんも気になってるようだからスピーカーにしなよ。」
「あ、はい。」
マギーはスピーカーに切り替えた。

「大丈夫か?じゃあ話すぞ?ついさっきだが、そっち…東京での情報だ。最近な、麻薬の売買で得た金が強奪される事件が多発しているらしいんだ。しかし金を盗まれたとか知れたらヤクザのメンツ丸潰れだから内密に犯人を探す組が多いらしいんだが、噂が広まって、他の組でも同じように金を奪われてるってのを知った組の連中が手を組み犯人を血眼になって探してるんだとさ。被害額は10億を超えてるって話だ。まぁそーゆー事件も問題だが、それよりも組の奴らがそれだけの麻薬をどうやって手にしているのかってのが問題だ。コカインで言うと10億ってなるとg6万ぐらいだら16キロぐらいか?相当な量だ。それが最近コカインといい覚醒剤といい、ポンポン出て来るんだ。それらの麻薬の出処は一体どこか…。噂では警察から横流しされてるって話だぜ?」
「ま、まさかぁ…」
マギーは万が一にもそれはないと思った。が、若菜は険しい表情で驚きもせずにスマホから聞こえる権田の言葉を聞いていた。

「押収した麻薬、ちゃんと管理してるのか?俺だって単なる噂の方がいい。もし警察の中にそんな奴がいるなら決して許せる事じゃないよな?それにもしそうなら、横流しした麻薬を売ったヤクザから麻薬を取り戻し、そして金も奪ってる事になる。警察は結果的にヤクザから金を巻き上げた事になるからな。麻薬を1gも失わずして、だ。まぁ麻薬を扱うヤクザはクソだと思うが、それが真実なら警察もクソだ。」
その言葉に若菜が呟く。
「確かにクソね。」
権田はヤクザでありながら麻薬が大嫌いだ。それは若菜と意気投合している。もし警察が麻薬で悪事を働いているのならば、若菜から見ても警察はクソだ。そんな警察官はいないと信じながらも可能性は否定出来ない。潔癖を証明する為にも若菜はマタイを中心に警視庁にメスを入れる決意をする。

「豪ちゃん、ありがとう。調べさせて貰うわ?」
「ああ。ただ気をつけろよ?麻薬が絡むと身の危険は倍増するからな。」
「うん、分かってる。」
「菜っちゃんもな?」
「はい、分かりました。」
最後は冗談など言えるような雰囲気ではない中で電話を切ったマギーであった。


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