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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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副総監-2

そんな細やかな一騒動の後、若菜とマギーと彩香は総監室に入る。発着場から総監室に来るまで、彩香はいかにマギーのファンなのかをずっとマギーに語っていた。聞いていてマギー本人が恥ずかしくなってしまった。YourTubeとかでは華英ファンが多い事は知っていたが、ここまで自分を好きだと言ってくれる人間がいると、やはり嬉しくはあった。総監室に入る頃になると彩香もだいぶ落ち着きを取り戻していた。

「パソコン持って来るので待ってて下さい。」
彩香はそう言ってパソコンを取りに行き、そして戻って来た。
「取り敢えず調べられる範囲で片山副総監の事を調べておきました。」
「うん。ありがとう。」
「早速報告しますか?」
「そうね、でもコーヒー飲んでからにしようか?今日はまだ早いし時間あるから。」
「あ、じゃあ私持って来ます。」
彩香はコーヒーを取りに行く。
「良く動く子ですね。」
マギーは感心しながらそう言った。
「捜査から何から良く動くわよ、彩香ちゃんは。かなり優秀だし。」
「美人だし。」
「そうね。マギー以上、私未満ってとこかしらね。」
「…」
いつもの若菜節を完全スルーするマギー。
「ただ、何故か彼氏がいないのよね。作らないんだか、実は気が強いのか分からないけど。でもあんだけ武術が強かったら男は引くかもね。マギーだってそうでしょう。杉山君の前ではゴロニャンしてるからまだしも…」
「別にゴロニャンしてませんし!」
「どーだかね♪でも能力高すぎる女ってのもあまりモテないのかも知れないわよね。私も含めて♪」
「上原さんの場合は警視総監ですからね…。警視総監を誘う度胸のある男って、あんまいませんよ。」
「私はいつでも濡らす準備して待ってるんだけどなー♪」
また下ネタに走る若菜を見て思うマギー。
(それが寄って来ない理由なんじゃ…)
顔に出すとめんどくさいので平静を保つマギー。そこへ彩香が戻って来た。

若菜とマギーはブラックだ。それを見た彩香もブラックのまま飲もうとする。
(いつもは砂糖ミルクたっぷりなのに、マギーがブラックだから無理しちゃって♪)
そう思いながら何も言わず彩香を観察する若菜。飲んだ瞬間の苦そうな顔を見て吹き出しそうになってしまった。


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