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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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自覚と責任-4

「俺だって刑事のはしくれだ。それに女だからってだけで下に見てまともに意見を聞かないわけじゃあない。俺はお前の心構えがどのレベルか知りたかったんだ。目を見れば分かる。生半可な気持ちだったらこの場を去るつもりだった。だがお前の事件を解決させたい本気の気持ちを感じた。いい目の輝きをしてる。だから俺も協力するさ。」
2人がマギーを認めた事により場は安堵する。たいていの刑事はマギーや華英の働きを認めている。しかし杉山が来てからの恋に走るマギーには首を捻る者も多かった。しかし今のマギーの目を見れば腑抜けていた気持ちを入れ替えた事が分かる。みんな異議はなかった。

「私は正直、恋愛と仕事の狭間で悩んでたし、捜査に身が入らなかった時もしばしばありました。それは素直に謝ります。でも思ったんです。恋人は待っていてくれますが、犯人は待ってはくれないと。タラタラしていると更に大きな犯罪が起こり、一般市民の皆様を危険な目に遭わせてしまうと。それじゃあ刑事をしている意味がない、それでいいのかって私は自分に問いただし、出した答えは、いい訳ない!でした。今回、私の全てをかけてこの事件を解明させます。ですからみなさん、ご協力をお願いします!」
頭を下げるマギーに拍手が沸き起こる。そのうちの数人からヒューヒューと言う温かい冷やかしも聞こえた。

「宜しくな、マギー。」
「期待してるぞ、マギー。」
佐野と笹田が名前を呼んでくれた事が嬉しかった。マギーは頭を上げ、2人の目をしっかりと見つめながら、ハイ、と答えた。
すると若菜はまるでこうなる事が分かっていたかのような様子で手を叩き立ち上がる。
「男だろうが女だろうが新人だろうがベテランだろうが、刑事として志は一緒なのよね。本気の人間の言葉は伝わるものなのよ。佐野ちゃんも笹ちゃんも見た目は怖いけど義理堅い人。私も昔散々お世話になったから。本気でぶつかれば本気で応えてくれる頼れる刑事だもんね!」
「オイ、佐野ちゃん言うなよ〜。一応強面で通ってんだからよ。」
「それに若菜は本気でぶつかるってより問答無用で投げ飛ばして来たんだろうが!」
「そうだっけ??」
「ああ。」
「忘れちゃったぁ!アハハ!じゃあ今度はカメハメ波、受ける??」
「絶対嫌だ!!」
ピリピリムードは消え、一転和やかな雰囲気になった。

「て事で、これからはマギー手動でこの事件の捜査を進ませていくからね。勿論私もここに残り協力は続けるから。一丸となってREVOLUTOR立ち向かって行くわよ!?」
「おう!」
全員の声が一つとなり会議室に力強く響き渡るのであった。


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