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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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自覚と責任-2

みんなが注目する中、マギーは奢らず、しかしみんなに引けをとる様子もなく、至って静かに言葉を口にする。
「私は上原警視総監のような器も無ければ実力もありません。そしてみなさんのような経験豊富な優秀な刑事でもありません。本来ならこんな壇上に立ち、皆さんに意見できるような立場にはない、その事は十分に理解してます。」

そう言って会議室を見渡すと、刑事らの顔はキョトンとしていた。何故なら誰しもが若菜のように、ゴタゴタ言ってんじゃないわよ?、や、女を見下す事は許さない、など、そんな反論をしてくると思ったからだ。佐野や笠田さえも少し肩透かしを食らったような顔をしていた。

「女が偉そうに、生意気だ…、私は今まで捜査して来た中で散々その言葉を浴びて来ました。最近ではYourTubeに動画をアップされて調子に乗ってるとか。その度に何くそッて思って頑張って来たつもりです。正直悔しかったですが、でもそれは皆さんに認めてもらうレベルになかったからだと気付きました。もし上原さんならどんな言動をとっても皆さんを納得させるだけの力があるから私へ向けられるような罵声は決してかけられないでしょう。いつも思ってました。上原さんはいーなぁ、何しても文句言われなくてって。でも違うんですよね?上原さんだって私と同じように散々罵声を浴びて来たんです。女のくせに、調子に乗ってるって。でも上原さんはそれに打ち勝ち今の立場があるんです。だから上原さんが羨ましいって思ってた自分は、皆さんのご指摘通りアマアマな人間であり刑事です。とても皆さんを指揮するレベルにありません。」

一体何を言い始めるんだ??そう思いながらマギーの発言に注目していた。佐野も笹田は睨みを利かせ、下らない事を言ったならば一気に場を荒らしそうな雰囲気を出している。



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