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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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香澄の覚悟 性奴隷!?-7

その一方で、香澄の心の奥底には、
今麗子が味わっている痛みや苦しみ、美奈子のペニスバンドと極太のアナルバイブを、
自分も味わってみたいという、あまりにも卑猥な欲望があったのだ。
Мの性癖を持つ自分自身を、香澄は心のどこかで呪っていた。
その一方で、いたぶられている麗子をうらやましいとさえ思う自分もいたのだ。

しかし、香澄の心はそれ以上に複雑だった。
麗子が美奈子に犯されている姿を見るうちに、
あのペニスバンドを自分が身につけて、麗子を犯したいという思いさえ芽生えてきた。
しかし香澄自身はそうした自分の心の叫びに必死に蓋をしようとしていた。

そんな自分自身の欲望や性癖に混乱する香澄の目の前に、征爾のペニスが差し出された。
征爾はゆっくりと香澄のボールギャグを外した。
「さすがにおとなしくなりましたね。もう歯を立てるような真似はしないように。」

征爾は香澄の口にゆっくりとペニスを近づけた。
香澄は征爾に操られたかのように素直にその先端に唇をつけた。
征爾は微動だにせず、仁王立ちのままだった。

麗子を鞭打つ音と麗子のうめき声だけが部屋に響く。
やがて香澄はゆっくりと口を開くと、征爾のペニスを口に入れた。
唇を尖らせながらカリの部分までを咥え、舌先で溝を撫ぜるように舐めていく。
征爾は香澄の頭を押さえつけることもなく、黙って香澄のするがままにさせていた。


香澄がおもむろに頭を征爾の下半身にぶつけるようにして、
ペニスを深々と飲み込んだ。
香澄の手は征爾の太腿をしっかりと掴み、
自分の方へ引き寄せるようにしている。

〈ガボッ、ガボッ〉〈クカッ、クカッ〉(ゲホッ ゲホッ〉〈ウグゥェッ)

香澄の目からは涙が、鼻からは鼻水が、そして唇の端からは涎が、
香澄の動きに合わせ、飛沫のように周りに飛んでいく。

「くくぁぇうぃぐふぁれくぅぁ」
香澄は頭の動きを止めることなく、
征爾へのディープ・スロートを続けながら何か話しているようだった。
征爾のペニスを咥えたままで、必死に何かを伝えようとしている。
征爾は香澄の頭に手をやり、その動きを止めようとするが、
香澄は頭を振り、さらに激しく前後の動きを続けた。

征爾は美奈子に声をかけた。
「美奈子。終わりだ。麗子のを外してあげなさい。」

美奈子は麗子のアナルからバイブを抜き、自らも腰を引いてペニスバンドを抜いた。
麗子のアナルとオマ〇コは、血の混じった液体で濡れている。
麗子はそのまま香澄に近づくと、その頭を優しく抱いた。
「香澄さん。わかったわよ。一度、頭を止めましょ。」

麗子の言葉で香澄はようやくその動きを止め、顔を上げた。
「香澄さん。あんなに夢中になって……。ようやく我に返ったようですね。」
「あ、ああ、征爾さん。ごめんなさい。わたし……。」
「どうですか?結論は出ましたか?」
征爾は香澄の肩を優しく抱き寄せた。

香澄は征爾にもたれかかるようにして話し始めた。
「はい。ごめんなさい。変なことをお願いしてしまって。
 結論としてはやっぱり無理やりじゃない方がいい。
 わたしがわたしの意志でしているということを夫にわかってもらった方が、
 わたし自身に正直だって思ったんです。
「そうですか。じゃあ、無理に犯されているふりはやめますか。」
「ええ。それって、自分の責任を回避しているっていうか……。
 征爾さんやこの家のご家族を悪者にしていることになってしまう。
 そのことに気づいたんです。」
「いや、わたしたちは香澄さんが様々な抑圧から解放されるのなら、
 悪者になっても構わなかったのですよ。
 真奈美ちゃんが敏明にしてくださったことへのご恩返しの意味も込めて。」

「ありがとうございます。
 でも、わたし、それ以外にもとんでもないこと、考えてしまって……。」
「とんでもないこと?」
「麗子さんがあんな風にされているのを見て……。心のどこかで羨ましいなんて……。」
「そうでしたか。それは意外、と言うよりも、十分に考えられることだと思いますよ。」
「でも、それだけじゃないんです。」
「まだ他にも?」
「美奈子さんのつけていたペニスバンドを自分が身に着けて、
 麗子さんを犯したいような気持ちが……。」
「そうですか。Sの目覚め、ですね。」
「征爾さん。わたしは、自分自身、Мだと思って……。
 虐められることで快感を覚えると……。」
「香澄さん。人間はそんなに単純じゃない。
 あの美奈子も、小さなころは完全なМでした。」
「ええ。そのことは麗子さんからもお聞きしました。」
「愛と憎しみは表裏一体。愛するがゆえに、虐めたくなるという感情もあるのです。」
「では、おかしなことではないと?」
「ええ。と言うよりも、素晴らしいじゃないですか。両方の喜びを得られるなんて。」
「両方の?」
「そうです。性とは忌み嫌うものでも、汚らわしものでもない。
 素晴らしい、人間だけに与えられた喜びです。
 МとS、その両方に喜びを感じることができるなんて素晴らしいじゃないですか。」

「では、夫の目の前で、他人に抱かれる姿を見せたいというのも?」
「同じことです。喜びの種類は多い方が幸せだと思いますよ。」
「わたしは……恵まれている、と言うことですね。
 マゾヒストとしての喜びも感じることができ、
 サディストとしての喜びも感じることができる。」
「そして今から、夫の目の前のセックスという背徳の境地も味わうことができる。」
「娘の目の前でも、ですね。」


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