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最後の、最高の学園祭
【学園物 官能小説】

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ジュンコ 処女喪失?-2

「ジュンコ。問題なのは回数なんかじゃない。
 オレが今からお前に、セックスの素晴らしさと男の逞しさ。
 そして女の喜びを教えてやる。ぐちゃぐちゃ言わずにオレに任せろ。」

「わかった。でも、健。」
「なんだよ。」
「いろいろとあるんでしょ?」
「何が?」
「ほら、前からとか、後ろから、とか。上とか下とか。」
「前後上下?前後左右ならわかるけど……。」
「そうじゃなくて、ほら、男が上とか下とか、女が上とか下とか。
 後ろから前からどうぞ、とか。」
「???ああ、わかった。体位のことか。」
「そう、それ。高3ともなれば、普通はいろいろと試して、知ってるもんなんでしょ?」
「どうかなあ。若いうちは体位どうこうよりも、やれればОKって感じじゃねえか?」
「で、でも、健はいろいろと知ってるんでしょ?」
「えっ?オレ?あ、いや、まあ、そこそこ、な。」
「だったら、せめていろいろと試してみて欲しいの。400種類とか言わないから。」
「つまりはバリエーションで勝負しろってこと?」

「クラスのみんなに、わたし、やったよ、みたいな報告、したいじゃん。」
「う〜ん。それが体位のバリエーションかどうかは疑問だけどなあ。」
「とにかく、今は知識だけのことを実際に試してみて、
 一つ一つを自分のものにしていきたいの。健。協力して。」
「わかったよ。ジュンコ。お前のしたいようにすればいい。
 オレはお前が好きだ〜。だから、なんでも望みをかなえてやる〜。」

「だから、それももういいから。言葉じゃなく、態度で、行動で示してよ。」
「なるほどね。で、まずはどうする?」
「あのね。駅弁ってどんなかなって思ってて。」
「駅弁?ジュンコ。お前、初めて、だよな。」
「あ、健。わたしの傷をさらに切り刻むつもり?」
「違う違う。だって、今からロストバージンだろ?いきなり駅弁はないかと思って。」
「難しいの?」
「いや、難しいとかそういうんじゃなくてさ。
 つまりは、まあ、処女喪失に合わないというかふさわしくないというか。」
「えっ?やっぱりふさわしいのってあるわけ?」
「まあ、正常位っていう言い方自体がどうかとも思うけど。
 あんまり過激な、というか、刺激的な、というか、難易度が高いっていうか。
 まあ、それなりにふさわしい体位っていうのもあるかなって。」

「ふ〜ん。そうなんだ。じゃあ、対面騎乗位っていうのでいいや。」
「いいや、って、お前さあ。」
「ダメなの?対面騎乗位。処女喪失にはふさわしくないの?」
「いや、ふさわしいとかなんとかというよりもさあ。あのさ、ジュンコ。」

「なによ。もたもたしてると時間、また終わっちゃうよ。」
「ああ。それはわかってるんだけどさ。確認な。」
「何よ、今更。」
「あのさ、お前、処女、なんだよなぁ。」
「そうよ。だから早くみんなに追いつきたいって言ってるの。」
「うん。でさあ、その、なんだ、あの、ほら、オナ、え〜と。」
「何が言いたいわけ?そんなにぐジグジした男だったの?健って。」
「あ、いや、そういうことじゃなくってさ。ジュンコは……オナニー、の、経験は?」

「お、オナニー?そんなことまで話さなきゃいけないの?」
「いや、そうじゃなくって。予備知識としてさ。
 どのくらい、抵抗があるかっていうか、痛みとか、さ。」
「そんな恥ずかしいこと、言える? 」
「あ、いや、そうだよな。恥ずかしいよな。ごめん。聞いたオレがばかだった。 
 そうだよな。そんなこと、簡単には言えるわけないよな。」
「当たり前でしょ、恥ずかしい。健ってデリカシーってものがないの?」
「わかった。悪かった。こんなこと聞いたオレが悪い。どうかしてた。」

「ホントだよ。言えるわけないじゃん。
 毎日オナニーにふけってるとか、この頃はアナルオナニーにはまってるとか。
 ああ、そんなこと聞かれるなんて思ってもみなかった。」
「そ、そ、そうなんだ?」
「でも、そんなこと、答えられるわけないでしょ?わたしはまだ乙女なんだから。」
「そ、そうだよ、な。ごめん。聞いたオレがホント、バカだった。」

「さっき、言わなかったっけ?
 オナニーのし過ぎで、オマ〇コのビラビラが黒ずんじゃってて、
 伸び切っちゃってて、変形しちゃってるって。
 でも、結婚までは処女でいなきゃいけないから、
 オマ〇コの中には指さえ入れたことがないって。」
ジュンコは今まで押さえつけてきたものを一気に吐き出すように話し続けた。

「でも、クリトリスばっかり弄っているから、クリはいつでもズル向け状態。
 敏感で、足をきつく閉じただけでも濡れて来ちゃうって。
 オマ〇コの土手は低いからクリばっかりが目立っちゃって。
 だから、最近はもうオマ〇コを弄るのは出来るだけ止めて、
 アナルオナニーに切り替えてるって。
 それでも、アナルには指しか入れたこと、ないんだよ。
 オマ〇コには、指さえ入れてないんだから。
 ああ、そんなことまで聞かれても、答えられるわけないじゃん。」

健はジュンコの話の内容よりもその勢いに圧倒され、言葉を失っていた。
(今まで硬派を気取ってたジュンコだから、
 自分がどう見られているかには人一倍神経を使っていたんだろうな。)
健はそうした自分の内面までもさらけ出すジュンコのことをさらに愛おしく感じていた。

そのせいか、ジュンコのとんでもない性癖については、
違和感を感じる冷静ささえ失っていたのかもしれなかった。
いや、心のどこかでは、大変なことになったと思いつつも、
そうしたジュンコの心に寄り添い、希望をかなえてやりたいと思い始めてもいた。


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