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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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関与-7

夕方、若菜は県警本部内の刑事を全て集めて緊急ミーティングを行った。捜査会議ではない、ミーティングと伝えられた刑事達は一体何を話し合うのか良く分からなかった。午後16時、大会議室に刑事、各部署の部課長らが集められ若菜の到着を待つ。

大会議室のドアが開く。静寂の中、凛とした姿勢でハイヒールが床を打つ音が響き渡る。その歩く姿からはやはり只者ではないオーラが漂っている。普段刑事に紛れて捜査している時にもオーラは感じるが、警視総監としての職務についている時の若菜のオーラは物凄いものを感じる。この会議は全国の各警察関連機関とウェブで繋がっている。

壇上に立つ若菜。全員の緊張が高まる。
「お忙しい中、急に集まっていただきありがとうございます。皆さんに集まっていただいたのは…」
その時、若菜の超聴覚を持つ耳に若い刑事が「やっぱ若菜様、キレイだよな!」「最高。」と、ヒソヒソと話す声を捉えた。
「そこの君達!」
若菜はその若い刑事に向かって指を指す。急に指を差され背筋をピンと伸ばす若い刑事達。
「す、すみません!」
額から汗が出てくる程、一瞬で緊張した。
「ヒソヒソ話は止めなさい。」
「す、すみませんでした!!」
「私が美しい?最高?そーゆー事はもっと大きな声で言わなきゃダメでしょ♪」
「へっ…??」
若菜は神妙な顔つきから顔を和らげる。会議室に笑い声が湧き上がる。

「まぁ、緊急ミーティングとかダルくてつまらないかも知れないけど、我慢して聞いてね?大事な話だから。」
「は、はい!申し訳ありませんでした。」
「いいわ?でも他に言う事あるでしょ?」
若菜は若い刑事に向かってウィンクをする。すると意図を感じ取った若い刑事が声を張り上げる。
「若菜さんは超美人で最高です!」
若菜は満面の笑みを浮かべ、満足そうに言った。
「よろしい♪」
場は一気に和んだ。
(何してんのよ、あの人は…)
ケラケラ笑う華英の隣で溜息をつくマギー。
しかし全員にこれから若菜の話を真剣に聞こうとする集中力が生まれた。全員が邪念を捨て若菜に視線を向けるのであった。



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