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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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関与-13

静寂の後、大会議室を見渡した後、怒りは抑え表情はそのままの姿で言葉を続ける若菜。
「私はこの極秘資料の内容を公表するつもりはありません。公表することにより今の地位を失う方、糾弾される方、追い詰められる方が出るでしょう。そんな方達に今更罰を与えても何も変わらない。過去の事だから。大切なのは今この瞬間から隠蔽や不正を正し、警察とは、正義とはなんたるかを胸に正しく職務を全うすると言う事です。日本全国の警察組織に告げます。これからの隠蔽、不正は絶対に許さない。弱みを握られ警察内部の事情を外に漏らすような事も絶対に許さない。汚い人間の言いなりになるより仲間を信じなさい。それが正しい道。正直に言います。今、何らかの理由で警察内部の情報を外に発信している者が警察内部に潜んでます。正しい道へ導こうとしている我々を裏切る行為は絶対に許さない。私は必ずスパイを見つける。いや、あぶり出す。湯島武史も、私が関わった事件である田口徹もサーガも警察内部にスパイを作り警察を手玉にとって来た。今回もそう、必ずいる。もし弱みを握られているなら私が救ってあげる。名乗り出るならその勇気を私は尊重する。とにかく背信行為は許さない。それを頭に入れて警察官として正しい道を一緒に歩んで行きましょう。」
静寂の後、全員が立ち上がり若菜に拍手を送る。大会議室に響き渡る拍手は全員の士気を高めたのであった。

「やっぱ上原さん、カッコいいな…」
惚れ惚れとした表情で拍手を送る華英。
「いつもよりはマトモかもね。」
そう言ったマギーだが、誰よりも大きな拍手を送っていたのであった。

「極秘資料の事、暴露しちゃったから、もしかして私、暗殺されちゃうかも知れないけど、そしたらみんな、悲しんでねっ♪」
拍手が鳴り止まぬ中、笑い声も湧き上がった。
「これでミーティングは終わりです。引き続き捜査をお願いします。」
若菜が大会議室から退席すると、各自捜査や職務に戻って行った。

そんな中、ウェブでミーティングを見つめていた、ある男が呟いた。
「本当に目障りな女だ…。」
と。


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