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保健教師 莉子 -保護者・美久からの相談-
【教師 官能小説】

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保健教師 莉子 -保護者・美久からの相談-(2020/03/15)-7


「それと・・・、
 お母様。
 オナニーの説明をする際に、
 射精の様子を表す言葉を使うことが結構あります。」
「・・・・・・は、はい、
 ・・・・・・・そう・・なんですね。」
「はい。
 精液が出てくる時の様子なんですけど・・・、
 お母様ならどの様に表しますか?」
「どの様にって・・・、
 ・・・・・・・・・・それは・・・。」
美久の顔がひときわ赤くなった。

「お母様。
 この言葉を言うのは、
 かなりハードルが高いですよね。
 分かります。
 でも、大事な表現ですので慣れましょう。」
「・・・・はい。
 ・・・・分かりました。」
「お母様。
 まず、私の場合をお伝えします。
 私が生徒に指導する際は・・・・、
 ドピュッ、ドピュッ、
 という表現を使います。」
莉子は敢えて強めの表現を使った。
美久は莉子の言葉を聞いて真っ赤になってしまったが、
莉子は美久の様子には構わず、改めて尋ねた。
「お母様、どうでしょう?
 お母様なら、精液が放出される様子をなんと表現しますか?」
「・・・、
 ・・・・・はい。
 ・・・・・・、
 ・・・・・・・・・、
 ・・・ぴゅ・・でしょうか・・・。」
美久はやっとのことで答えた。
「ぴゅ、
 ・・・ですね?
 お母様、いい表現ですね。」
「あ、有難うございます。」
美久は狼狽しながらも、莉子に肯定されてまんざらでもなく感じていた。

「あ、そうそう。
 お母様。
 大事なことを伝えるのを忘れていました。」
「・・・・・・は、はい。
 ・・・・・・・・・先生、なんでしょうか?」
「言葉を発する時には、
 具体的にイメージしながら言うことが大切なんです。
 そうすることで、話す内容に説得力を持たせることができます。」
「・・・・・・・なるほど。
 ・・・・・・・それは、そうかもしれませんね。」
「はい、そうなんです。
 例えば、今の表現の場合、
 お母様がご覧になったことがある射精を思い浮かべながら
 言ってみると、違いが出てきます。」
莉子にそう言われ、美久は再び真っ赤になった。
「お母様。
 想像しながら、言ってみましょう。
 よろしいですか?」
「・・・・・・は、はい。」
「では、
 お母様がこれまでにご覧になった射精をイメージしながら、
 ぴゅ、と繰り返し言ってください。」
「・・・は、はい。
 ・・・・分かりました。
 ・・・・・・・ぴゅ・・、ぴゅ、ぴゅ・・・。」
美久は無意識に目をつぶり、これまでに見た射精を思い浮かべながら、
自分の口から「ぴゅ」という言葉を繰り返した。

*   *   *


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