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[幸せな隣人]
【鬼畜 官能小説】

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[新しい生活]-3


(あたしの髪ッッッ!!??あたし…ッ…あ、あたしのぉッ!?)


束にされて無理やり切られていく髪は、ジャリジャリと不快に過ぎる音を発ててバラバラに解けていった。
この音が、この光景が信じられない優乃は呆然とするのみで、ゴミも同然に捨てられていく様を蒼白な顔で見つめるだけだった。


『優乃は絶対にショートの方が似合うよぉ。……っと、左の方が少し長いかあ?』


女は無断で髪を切られたら、こんな顔をするのか……。
優乃の泣き腫れた目は真ん丸に見開かれ、現実に理解が追いつかない表情は完全に失せている。
時折り髪が切られる音に眉をピクピクとさせる以外に反応はなく、まるでヘアスタイルまでも芦澤に任せてしまったようにも見えた……。


『ヒッヒヒ……すっかり大人しくなって…なあ?ダンナ様のタイプの女の子に仕上げられていくってのは《幸せ》だろう?』

「……………ッッッッ」


芦澤が向けてきた手鏡に映る自分……ふくよかな頬が露わになるほどに髪は短く切られ、ショートボブかオカッパ頭か分からないくらいにギザギザになっていた……。


「ぷあッ!?あ"〜〜〜〜〜ッッッ!」


もはや《レイプ》という言葉では収まらない暴力の跡が、優乃の身体のあちこちに刻まれている。

一人の男の禍々しい欲望が、優乃の心を汚し、身体を傷つけたのだ。
時間の流れを逆行させない限り、優乃は元に戻れない。
そして、その能力を持っている者は、この世に存在しない。

実に無責任である。
やりたいようにやり、一度しかない人生を踏み躙って砕いた。
この〈取り返しがつかない〉という後悔と絶望を優乃に擦りつける事こそが、鬼畜・芦澤がやりたかった《レイプ》だったのだ。


{あれじゃないか?友達のところにでも行ってるんじゃないのか?}

{いや…でもスマホも置きっぱなしで、二階の窓も開けたままなんですよ}

{小野原さんの奥さんは、少し天然なところがありますから……あ、怒らないでくださいよ?}


呑気なお隣さんを尻目に、麻美と同じになった秘肉を芦澤は舐め回した。
そこは乳房よりも柔らかく、舌の悪戯にさえ形を自在に変化させてくれる。


(こんな…こんな酷いコトをあたしにッ!あ、あたしにぃッ!)


初めから嘘だった。
騙され続けた。
オモチャにされた。

怒りや恨みに支配された優乃はボールギャグを取り除こうとするが、ガップリと嵌められた異物は指先では動かせず、ならばと掌を握り合わせて一つの拳に変え、股間を舐めてくる芦澤の頭を思いきり殴りつけて抗った。


『あ〜痛い痛い。そんなに急かすなよ、今におチンチンを挿れてあげるからさあ?』

「ぷぐぐぐぐッ!?」


長時間に亘って責められ続けた優乃の体力は、もう芦澤にダメージを与えられるほどには残っていなかった。
左手一本で優乃の両手は押し退けられ、腋を全開にした無防備な格好にさせられた。
遅きに失した抵抗は、あっという間に潰えてしまった。


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