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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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お節介。-1

「ただいまー。」
若菜が玄関を開ける。玄関に来るまでにも監視カメラ数台を見かけた。表からは見えないように聳える高い壁など、厳重に守られているのが分かる。それはそうだ、警視総監宅だ。普段何気に接しているから麻痺してしまっているが、今自分の目の前にいるのは警視総監。その背中が物凄く大きく感じた。

「おかえりー!!」
中から走って来たのは娘、静香だ。まだぎこちない足取りで歩み寄る娘は靴を脱ぎしゃがんだ若菜に抱き付いて来た。
「今日は早かったねー!あれ?おともだちー??」
静香が華英を見てそう言った。
「そう。華英ちゃんよ?」
華英は屈託のない笑顔で挨拶する。
「はなえおねーさん、こんばんわ〜!」
華英はつられてニコッと笑う。
「こんにちわ〜!」
気分的には全く浮かない華英だが、自然と笑みが浮かぶ。そんな華英をリビングへと招き入れる。

「何だ、華、いたの??またゲームばっかりやってー。」
中にはソファに座ってゲームをする妹、華がいた。
「お帰り〜。」
若菜を見て素っ気なくそう言ったが、客の華英がいると知るとゲームを置き立ち上がり、無愛想な顔から急変させた愛嬌たっぷりの笑みを浮かべて華英に挨拶する。
「こんにちわ〜♪、あ…!!ツインガンの華英ちゃんだ!!」
「え??」
華が自分を知っている事に驚いた。
「いやーん、ファンなんです!マギーファンも多いけど、私は断然華英ちゃん派なんです!嬉しい!」
華は華英に駆け寄り手を引いて中へ招き入れる。
「ようこそ警視総監ん家に〜♪」
「あ、ありがとう。」
戸惑う華英に若菜は苦笑いする。
「ったく華は外面はいいんだから。一体誰に似たんだかねー。」
華はキッパリと答える。
「お姉ちゃんでしょ!」
「えー!私はどこでもニコニコしてるわよー??」
「家では超怖い顔して怒るでしょー。」
「そうだっけ?」
「ふん!さ、華英ちゃん、どーぞ♪」
華英をソファに座らせ隣に座った。華英に対しては愛嬌たっぷりの笑顔を振り撒く華に若菜はため息混じりにボソッと言った。
「全く、誰に似たんだか…」

そう言う若菜だが、他の人からは良く華は若菜にそっくりだど言われたりする。
「太一はまだサッカー?」
「ええ。プロになるんだって頑張ってるからね。」
「そっか。」
若菜は弟、太一は全く心配していない。誠実で明るく育っているし、何より父や自分のような正義感に満ち溢れた性格だからだ。安心していられるいい弟なのであった。


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