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よく晴れた日、息子と
【母子相姦 官能小説】

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本編-2

(あ)

少し固めの唇の感触だった。
キス、された。
息子に。
唇を離すと息子は私の目も見られないほど照れている。
その様子を見ていると私まで恥ずかしくなって何も言えなくなってしまった。
「あ、いや……その……」
あ、いや……じゃなくって。
何か言い訳めいたことを言いそうだった。
別にこんな時に何も言わなくていいだろうに。
「これで気が済んだ?」
そう聞いても息子はまだ恥ずかしそうだった。
数十秒待ってから再び息子は口を開いた。
「もう一回してもいい?」
そう言うので、今度は仕方なく目を閉じてやった。
再び息子の唇が押し当てられるので、今度は軽く上唇を吸ってやる。
ずっと昔彼が小さい時にした時みたいに。
すると息子の吐息が漏れたあと、唇が離れていった。
どんな顔するかと思っていたけれど、やけに真面目な顔をしていた。
そのまま自然に三回目のキスをした。
息子から舌が入れられてきたので、舌を絡めて応えてる。
何でそうしたのかもう自分でも分からなかった。
互いの舌が巻き付きあうと小さく音を立てた。
私と息子の唇の間の辺りで互いの舌を何度も舐めあっていると、どうしようもないほど息が苦しくなって呼吸が乱れてくる。
一度唇を離してみたけれど、すぐに息子から続きを求められた。
もう相手が息子だとか彼が私を彼女と重ねて見てるとかそんな事はもう考えられなかった。
私は息子の顔を両手で引き寄せて再び深く唇を重ねて息子の口の中に舌を入れていった。
はぁはぁと息子の荒い呼吸が鼻に匂いながら、お互いの唾液を舐めあう。
歯が当たりそうなほど深く唇を押し当てて何度も舌を絡ませあった。

こんな事するのはいつ以来だろう……そんな事を何度目かのキスから離れた後で思った。
少し平静を取り戻したかと思いきや、息子は私の上に圧し掛かってきた。
狭い助手席だし、誰かに見られたら……と思いながらも再びキスをしてくる彼を押しのけることは出来なかった。

息子の腕がシャツの中に入れられてブラに掛かっていた。
息子の握力と体温が直接胸に伝わってくる。
彼の指が刺激を繰り返してきたので、乳首がピリピリと立ち上がってくるのが自分でも分かる。
息子の手が私のベルトに掛かって脱がし始めるのが分かった。
その間も私は何度も息子とキスを繰り返している。
軽く太ももを上げると息子が引っ張って穿いていたズボンが助手席の足元に落ちた。
後でもう一度穿くんだから靴で踏まないようにつま先で押しやる。
しばし息子の指先は下着越しに触れてきたけれど、間もなくショーツに掛けられた。

息子の掌が下着の中に、入ってきた。
正確には指で探る様に辿るうちに、何かの拍子で指先が私の中にちょっとだけ入りこんだ。

(あっ!)

しばらくぶりの感覚だったから、思わず体が強張ってしまう。
入ったというよりも敏感になっているから触れられただけで痛いくらいに響いてくる。
息子もちっとも余裕なんかないみたいだ。
指が何度も私の中に出入りし始めると、痛痒い様な感覚から徐々に温まってくるのが分かる。
瓶入りのイクラが箸で潰されてくみたいにぐちゅぐちゅと粒が泡立って音を立てて弾けていく。
奥の瓶底から溢れ染み出てくる温かい液が尻まで流れ落ちてくる。
その時突然ビリっとショーツがイヤな音を立てた。
一瞬息子も私も動きを止めた後、顔を見合わせる。
あまりにも息子が激しく指で弄るから下がり切ってない下着を足で引き裂いてしまったから。
「あ〜あ……もう」
そう言うと、ようやく息子も苦笑いを浮かべた。
覆いかぶさってきた息子がズボンに手を掛けて脱ぎ下ろす。
もう最後までする気みたいだ。
身長差から上手くすることは難しかったけど、息子が私の両足の間に入ってきた時に初めて(このまましてもいいのか)って思った。
息子の熱くなったアレが腹に触れると迷いが出て息子を突き放そうと腕を伸ばす。
ヌルっと先端だけ中に入ってくる感触がした。
「ちょっと駄目。抜きなさいってば」
妊娠してしまうって恐れが急に湧いてくる。
押し返そうとする私に反して息子はあくまで入れようとして押し付けてきた。
けど余裕の無さは本当だったのだろう。
突然息子が苦しそうな顔を浮かべるとアレから勢いよく飛び出した。
(えっ、もう……出したの?)
息子の熱い体液が太ももに火傷しそうなほど飛び散っていた。

帰り道はほとんど会話が無かった。
何て言っていいのか分からなかったし、それは息子も同じだったろう。
(中途半端な形だったとはいえ、最後まで息子としてしまった)
それは私の中に強くいつまでも残り続けた。
家に戻って旦那と顔を合わせても目を合わせられなかった。
今後、息子への態度を決めかねていてどうしたらいいのか分からない。
先にキスをしてきたのは息子だったけど、それは言い訳にならないし。
何よりこれからのこと、息子と秘密が出来てしまったこと。
様々なことが浮かんでは消えてその日はよく眠れなかった。

完 


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