秘めたる炎-8
華英は輝樹の目を見ながら半開きにした唇を亀頭の先っぽに密着させる。
「ああっ…」
ピクンと反応するペニス。華英は尿道口を舌で柔らかく舐める。
「うっ…」
顔を歪ませる輝樹。その表情を見つめながら入念に先っぽを舐める。
「やべぇ、気持ちいい…」
鼻息を荒くして華英の髪を撫でる。ピクピクするペニスがたまらない。男が感じる顔にムラムラしながら先っぽを舐める。
華英は唇を滑らせ亀頭を口の中に咥え込む。そして亀頭の周りに舌を這わせゆっくりと円周させる。
「ああ…、たまんねぇ…」
輝樹の鼻息は益々荒くなる。さらに堅さがグッと増したような気がする。自分の舌で男を感じさせている事に喜びを感じる。何とか慣れている女を演じられてるかな？、華英はそう思った。
（REVOLUTORの情報を聞き出す為にしっかりと満足させなきゃ…）
輝樹に尽くすのはその為のみである。付き合う気やセフレになるつもりは全くない。情報さえ取れれば用無しだ。風俗にどっぷりとハマっている結衣とはそこが違う所だ。本音は風俗で働いている男などに興味はない。全ては恩師の仇を取る為であった。
「チュパッ…、あっ…、苦いの出てきたよ？」
輝樹の尿道口から苦い液体が滲んで来た。
「我慢汁でちゃったよ…。ハァハァ、華英が巧いから…」
「ンフッ…」
唇を窄めて尿道口から出る我慢汁を吸う華英。
「ああっ…！」
眉間に皺を寄せて感じる輝樹。気持ち良すぎて亀頭がモヤモヤする。何とも言えない性欲にかられ始める。
そんなペニスを、ハーモニカを吹くかのように竿の裏に唇を這わせて往復させる。
「た、たまんねぇ…」
煩悩にかられたような目つきで華英の竿吹きを見つめている。そんな輝樹の視線をヒシヒシと感じながら、華は玉舐めを始める。
「そ、そんなトコまで…。ハァハァ、華英、凄いな…。まるで風俗嬢みたいだ…」
そう言って頭を撫でる輝樹。嬉しそうにニコッと笑いながら、
（それって褒められてるのかな…？微妙…）
と思った。
玉の裏、付け根まで丁寧に玉舐めした華英は、いよいよペニスを口の中に咥え込んで行く。
「ああ…」
唇と舌の甘い摩擦を受けながら、輝樹のペニスは話英の口の中に咥え込まれたのであった。
「ノースリーブホッパン姿で咥える姿、たまんねぇ…！」
姿見に映る横からのアングルを見て興奮する輝樹。華英がふとその姿見に目を向けると、あるものに気付く。
（姿見の後ろの棚に隠しカメラがあるわね…。あっちにも…。性格からしてそれをネタに何かしら脅して来そう…。情報を聞き出したらさっさと回収しないとね。）
いかつい輝樹だが、負けない自信があった。全ては情報を聞き出す為。それが終わるまでは大人しくしていようと決めているのであった。