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[幸せな隣人]
【鬼畜 官能小説】

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[もう一人のダンナ様=n-4


「ゆッ…許してダンナ様ッ!うぅッ……許してくださいダンナ様…ッ……お、お願いです!見ないでくださいぃッ!」


芦澤は優乃に麻美を重ねて見ている。
マンガの通りに「ダンナ様」と呼ばれたくて、そして、そう呼ばれている恭介に憎悪を抱いていた。

優乃の喋る「ダンナ様」に二つの意味を持たせ、芦澤には歓びを、そして優乃には恭介への罪の意識を植えつけさせる。
心に負わされた傷と「ダンナ様」を同義にして擦り込み、二度と浮ついた気分では言えなくしてやる。
優乃にとって「ダンナ様」は恭介ではない。
この芦澤義和なのだ……。


『もう一回だけ聞くぞ?優乃のダンナ様は誰かな?この俺かな?それとも隣の恭介とかいうヘナチン野郎かあ?』


芦澤はパンティを離し、上体を起こしたままの優乃の頭を優しく撫でた。
せっかく再び「ダンナ様」と呼んでくれたのに、それを無視したらあとは呼ばなくなるかもしれないからだ。


「ヒック…ひうッ……あ…貴方が…ッ…んぎぎ……だ…ダンナ様…です…ッ」

『そうだよなあ、俺が可愛い優乃のダンナ様だよなあ?じゃあ大好きなダンナ様の言いつけを守って頭を下げてなさい。そしてケツを上げたらあとは動くな≠謔ァ?』


優乃は頭をシートに押しつけられると、肩を揺らして泣き伏せたままになった。

追い詰められたとは言え、こんな汚らしい奴をダンナ様と呼んでしまった……しかも威圧的な眼光に怯んで夫の恭介を選ばず、こんな変態オヤジに「貴方が」とまで言ってしまったのだ……。


(も、もう無理よッ…あ、あたしッ…あたし、このままじゃ…ッ)


あの電線を繋げたスタンガンは、優乃の顔の側に置かれた。
まるで何時でも使えると見せつけているようである。

そんな『身動きすら許さない』と圧を掛けられた優乃は、尻の割れ目に触れてくる指先に息を詰まらせ、鼻歌交じりに肛門を拡げられても悲鳴を噛み殺して耐えるしかなかった。

……この男は医師ではない。
ましてや信頼がおける人物でもない。
恭介との夫婦の関係に割って入り、二人だけの生活を破壊してしまう憎き鬼畜である。
そんな奴に得体の知れない液体を注入され、そして…………今の優乃はパニックに陥って叫ばないようにするのが精一杯で、あとは早く恭介が帰ってくる事を一心に願うだけだった……。


(助けてッ!ダンナ様…ッ…早くこの人を止めてくださいッ!)


芦澤の両手が優乃の尻に張り付き、そしてその掌を滑らせてクルクルとパンティを巻きながら脱がし始めた……。
助けを求める優乃の心が叫んだのは、やはり「ダンナ様」だった……その瞬間、先程の自分の振る舞いの記憶が蘇り、優乃の心は激痛を発した……。


「ゆ、許してッ!あ…あぁッ…許してくださいッ!」


この謝罪は誰に対してだろうか?
肛門を弄ろうとする芦澤への哀願だろうか。
それとも夫である恭介になのだろうか……。


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