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義母
【熟女/人妻 官能小説】

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理性喪失-1

 樹の胸は激しく鼓動して締め付けられるような気がした。
(だめだ、このままでは義母を・・・・)

静枝は湯船に浸かりながら外の景色に見とれているようだ。
もう残された時間はない、樹は急いでフロントに電話をした。
「はい、フロントですが」
「今からでも泊まりに変更は可能ですか」
「そうですね、少しお待ちください・・・、料金は一万円ほど追加になりますが」
「そうですか、お願いします」
樹は受話器を降ろした、そしてまた障子の隙間から覗き込むと静枝の視線と重なったように思えて慌てて障子から顔を反らした。
(いけない、覗き見を悟られたかもしれない)

静枝の反応に不安を感じた。

「お先にごめんね、樹さんいいお湯だったわ」
ご機嫌な様子に安どした。
風呂上がりの艶っぽい顔は本当に魅力的な女性に見える。
「義母さんお酒もまだ残っていますし了解なしで一泊することにしました、薫も明日の晩しか戻りませんのでいいでしょうか」
「そうなの・・・私は構わないけど良かったかしら」
そう言ったもののこれでいいのか不安を感じた。
(樹さんはやはり私を意識している、どうしよう)

「義母さんお風呂に行ってきます、後からの飲みなおしましょう」
樹の浮き浮きした表情はまるで新婚旅行に来ているかのようであった。

静枝は樹が部屋を出ると洗面所に出た、化粧バックからクリームを取り出し入念に顔に刷り込むと少し赤身帯びたリップクリームなぞった。
やはり女である、男を意識していた。

 樹は湯船に浸かりながら静江のあの裸体を想像しながら理性を律せるのか迷っている自身を意識するのであった。

湯から上がって部屋に入ると静枝はテレビを観ていた。
「良い湯でしたね」
振り向いた静枝が一段と美しく見えた。
「そうでしょう、後からもう一度入ろうかしら」
「いいですね・・夕飯迄時間があります、遊技場で卓球でもしませんか」
「やりましょう、昔卓球部にいたのよ」
意外な反応に樹はうれしかった。
卓球台は一台でそこには二人の男がやっていた、樹たちが来ると男から声はかかった。
「一緒にやりませんか、俺たちへただから試合形式やりましょう」
男は既に還暦を過ぎたふうに見えた。
「どうします」樹は静枝に聞いた。
「やりましょう、面白いかも・・」
男たちは喜んで静枝に席をゆずり樹と試合をやらせてくれた。
やはり静枝は上手かった、手を抜いたわけではないがあっという間に樹は負けてしまった。
「奥さん上手ですな、今度は俺と頼みます」
浴衣姿の艶やかな静枝は男たちの虜になっていた、スマッシュが決まると大きな声で歓声をあげた。
「奥さん凄いですね、参りましたよ」
「いいえ、代わりましょうか」
勝ち続けていたせいで静枝は額に汗をかいていた。
「奥さんあの方はご主人ですか?」
「いいえ、私の娘婿です、若いでしょ」
「そうですかてっきり私はあなたのご主人かと」
そんな風に見られたかと思うと冗談であっても嬉しかった。
「後から皆で呑みませんか・・」
「婿が何と言うかわかりませんから・・・」

男は静枝を誘って呑みたいとみえて樹に了解を貰うと話しかけていたが樹はそれを断っていた。
「義母さん部屋に帰りましょうか」
あの男たちから静枝を遠ざけようとしているように見受けた。

「楽しかったわね、汗かいたから夕ご飯前にお湯頂こうかしら」
「僕も入りたいです・・でもダメですね」
「ご自由になさって、日が暮れてますからね・・・」
意外な言葉に樹は驚いたが義母は了解したのだと思った。
「先に入りますよ」
樹は部屋を出た、確かにもう外は暗く電灯の明かりで脱衣場だけは明るく見えた。
浴衣の帯を解いて露天の家族風呂に足を入れると電灯の明かりが揺らめいて映った。

 暫くすると部屋を出る静枝の影が見えた
階段を降りるとすぐ脱衣場である、浴衣の帯を解く影が・・・
電灯の明かりが静枝の裸体を白く浮かばせる。
樹は緊張して見入っていた。
「樹さん向こう見ててね」
静枝はの声で慌てて「はい」と応えた。
背をかけ流す音と桶を置く音が聞こえた。
「ごめんなさい・・」
義母の声がすぐそばに聞こえた。
「樹さん薫には内緒よ一緒にお風呂入ったなんて分かったら大変だから」
「もちろんです、僕だって考えてますよ」
「さっきお風呂覗いたでしょう・・・悪い子ね」
「ごめんなさい、つい・・・」
「謝らなくていいわ、こんなおばちゃんの裸じゃあね」
「いいえ、凄く・・・」
後の言葉に詰まった、静枝もここまで付いてきた以上覚悟のうえであった。
「私、オッパイは若いころから大きかったのよ恥ずかしかったわ」
「凄いですね、ご主人堪能されたでしょう」
「それがねあちらの方はさっぱりでマージャンばかり、賭け事が好きだったみたい」
そんな会話を義母とすることなど夢にも思っていなかった、しかし薫の留守をきっかけにここまできたのかと思った。
湯の中のペニスはムクムクと勃起していた。
よくアダルトビデオで見たシーンを回想しながらまだ躊躇いを捨てきることまではできないでいた。

 「先にあがるわよ」
静枝は樹が立ち上がることためらう様子を見てそう言った。
目の前の巨尻を眺めながら湯からでる義母を見ていた。
 (薫には無い色気だ・・・もう限界化も・・・)

夕食のお膳が運ばれると樹は静枝にお酒をついだ。
「義母さんゆっくりと呑みましょう」
「お言葉に甘えるわ、あなたたちに世話ばかりかけて悪いね」
「いいえ僕は母親を早く亡くしてますのでその分親孝行をしたいんです」
静江の肌は酒が進むにつれて桜色に染まっていくのだった。
「樹さんもう十分頂いたわ、久しぶりこんなに酔って」
うつろな顔は相当酔っているに違いないと樹は思った。








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