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Revenge Porno 〜女子アナ・鈴井奈々〜
【アイドル/芸能人 官能小説】

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スキャンダル-2

ジャパンTVは騒然としていた。アナウンサー複数が警察に身柄を拘束された事により事実解明を急ぐ社員達。もしジャパンTVのアナウンサーが売春に関わっていたとなれば前代未聞の不祥事だ。上層部の人間は苛立ちを隠せず、部下に怒鳴り散らしながら指示を出していたと同時に、いかに社会的責任を逃れようと思考を凝らしていた。

夕方のニュースでは事件の詳細が纏まらず、他のテレビ局のニュースの出方を見ていた上層部だが、各局一斉にジャパンTVのアナウンサーの関与を非難していた為、もう言い逃れは出来ないと踏んだ。プライム・ゼロで国民に向けて謝罪をする方針を決めた。

逮捕された中にメインキャスターを務める奈々の夫、直人も含まれていた為、奈々の出演を見合わせようかと考えていたプロデューサーだったが、奈々の強い希望で出演を認める事にした。これまで社会における女性の立場を向上させる為、パワハラやセクハラ問題に取り組んできた奈々の夫が売春に関わっていたとなると、当然奈々への風当たりも強くなる。それを心配したプロデューサーだったが、奈々はきっぱりと出演すると言い切った。
(自分は悪くないのに、こりゃ降板だな…。鈴井奈々を失うのは痛いな…)
プライム・ゼロをここまでの高視聴率番組にしたのは間違いなく奈々のおかげである。そんな奈々をこんか形で降板せざるを得ないのはプロデューサー自身が悔しくもあった。事件について入念な打ち合わせをしていよいよ本番を迎える事になった。

「奈々さん、大丈夫ですか?」
里美が心配する。
「平気よ?」
そう言って笑った奈々が妙に自信に満ち溢れていたのは強がりだと思った。里美は何があっても奈々をフォローしようと決めて番組に臨むのであった。

本番1分前、ジャパンTV全体が緊張感に包まれる。異様なまでの静寂の中、いよいよプライム・ゼロの放送が始まるのであった。


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