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姉がタバコを吸う夜
【姉弟相姦 官能小説】

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姉さんと僕は一族のパーツ-1


 僕の家は、大きな一族の「分家」です。本家は名家ではないけれど、いろんな事業など手がけているので、地元では名を知られています。

 この一族に生まれたら家訓やら しきたりやらを守ることを求められます。そう言うと窮屈なようですが、たいして厳しくないうえに それさえ守っていれば一族の組織にうまく乗っかって平穏無事に暮らしていけるので、僕の両親と兄も「上の姉」も一族の会社に勤務しています。

 ただ、僕のような分家の次男や「下の姉」の次女は、長男長女の「予備」みたいなものです。
 だから兄と「上の姉」は各々独立した大きな部屋を持っていたのに、僕と下の姉(これから、姉さん、と呼びます)は一つの部屋を書棚で仕切って共用していました。
 でも、僕がk校生になり姉さんが成人してからも、部屋の互いのエリアを行き来しても平気でした。

 姉さんは中学を卒業してすぐ、一族の会社に入りました。やがて商売の品物を運ぶための運転手になることを求められました。
 その頃、一族の会合で僕は姉さんが一族の強い立場のひとから、こんな事を言われてるのを立ち聞きしたのです。

 「いいか、これからキミは一切酒を口にしないように。ウチは夜中にも運転してもらわなければならない時があるからな。その時に酒が入ってて役目が果たせんようだと困るからな。」

 チラッとのぞくと、姉さんが深く頭を下げて、
 「わかりました」と言うのが見えました。
 そして、その通り姉さんは商売の輸送だけでなく、夜遅くにいきなり連絡があって、一族の送迎に出ていくことも増えたのです。

 
 


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