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Marionette Day Dream
【ファンタジー その他小説】

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Marionette Day Dream-2

目覚めはいつだって最低だ。
それは朝も昼も、夜でも変わらず。

眠りほどこの世の楽はないと人はいう。
少なくとも俺には余り当てはまらないな。と呟いた。

常に開かれっぱなしのカーテン
光が入れば目が覚めると思っていたが、関係なかった。

手元の携帯を開いてみる。時間は午前9時を少し過ぎたところだった。

「(……だるい)」

そう思いつつも、講義をサボる訳にはいかない。
こういうところは妙に真面目な自分がおかしかった。





「それ」はいつから「あった」のかは分からないらしい
「それ」が認知されるまでは小説や映画、漫画の世界だけだと思っていた。

当初はただの妄想癖に取り付かれた人の妄言と思われていた。
しかし、俺が生まれる10年ほど前から「それ」は確実に姿を見せ始めた。

その存在が、一部ではなく、全ての人に授けられた。
幼い子供から、大の大人まで。

「それ」が世界中で認知された時から一時的に世界は変わった。
短絡的に話すなら。その時から人々は皆、「魔法使い」になれたんだから。





「それ」の呼び方はまだハッキリと定まっていない。
「Force」「超能力・特殊能力」「神通力」「魔法」

ざっと並べてもこんな言葉で表記されることが多い。
絵空事でしかなかったことが、科学の発展した時代で具現化するとは。なんて皮肉だろう。

俺はこれらの呼び方どれも余り気に入らなかった。
子供みたいな考えだけど、もっと簡単な言い方をしている


「チカラ」

俺は「チカラ」と呼んでいる。当然「力」でもいいのだが、物理の方と混同するのでやめた。

今の時代、誰もが持っている「チカラ」
突然世界に広まり始めた「チカラ」

かつて超能力と呼ばれていたものが、今や日常生活に染まっている。
俺はこの「チカラ」を調べたくなった
だから、この大学で研究をしている。

それは、夢が原因だった。





夢を見た

目がちらつくほど赤い世界

その中に『彼ら』がいた

見た目は中学生くらいの制服を着た女の子1人と高校の学生服を着た少年が1人


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