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[幸せな隣人]
【鬼畜 官能小説】

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「寂しい」なんてイヤなんです・・・-4



「……お願いダンナ様…まだ……まだギュッてしててください…ッ」


恭介が残した《遺伝子》の温もりを守っている下腹部に、恭介の下腹部がピッタリと重なっていると、なんとも言えない快感が生まれてきていた。


(まだ離れたくない……)


快感と遺伝子の供与という大役を果たした肉棒が、優乃の秘穴に包まれながら力尽きて萎れていく。
たった今までの興奮が醒めていっているような寂しさを優乃は感じていたが、それでも恭介はキツく抱擁してくれて、何度もキスをしてくれている。
もう「寂しい」という感情は、どこを探してもなくなった……。


「……ダンナ様、あたし……とっても幸せです…ッ」

『オレも幸せだよ。優乃と結婚して良かった』


スッ…と恭介は離れた。
いつもなら薄明かりの中なのに、今日はとても明るい。
よく見える光景のせいなのか、何故か恭介がとても離れた場所に居るように見えた優乃は、駆り立てられるように起き上がると、縋るように恭介に抱きついた。


『ど、どうしたんだ?オレはどこにも……はふッ!?』


快感に腰砕けになっていた優乃が縋りついた場所は、殆ど恭介の下半身に近かった。
まだ心も身体も昂りの最中にいる優乃は、クニャリと曲がって亀頭を下げている肉棒をそっと掬い上げ、舌に乗せて口の中に吸い込んだ。


「んちゅッ…あたしの……はむ…ッ」


まるで弱々しくなった肉棒を労るように、優乃は優しく吸いながら舐めた。
射精直後の鋭敏になった肉棒は舌での後戯にヒクヒクと蠢き、しかし、もう優乃の期待≠ノ応えるまでには至らなかった。


『……もう今日は無理かな…?優乃、ゴメンね』


「うんん……そんなコトないです…ッ」


もう一度、恭介は優乃を抱きしめてソファーの上で重なった。
いつもなら後戯の時は甘えるだけなのに、今夜の優乃はとても積極的だった。
そんなにも《嬉しかった》のかと思うといつもよりもいじらしく℃vえ、恭介は貪るように唇を奪い、手当たり次第にキスの雨を降らせた。


「ウフッ…ダンナ様にいっぱい……いっぱいキスされちゃった……」

『もっともっとキスしてあげるよ……ほら、コッチのほっぺにも……」


優乃の聖域から恭介の愛の雫が垂れていた……それに気づいた二人は照れながら笑いあい、ティッシュで拭いた後にまた抱き合った……いつまでも重なり合う二人は《同体》のまま時間の流れの中を漂い、お互いが唯一の存在なのだと何度も確かめ合った……。







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