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私は英語が嫌いだ
【SM 官能小説】

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白人姉妹-1

 英語で話をすることに、日々慣れていく自分を私は感じていた。どうせひと月しかいない彼女たちに、日本語を学べと言うのも酷である。私が英語を話す苦労に見合う代価は充分すぎるほどある。むしろ、英語の勉強をしたいくらいに私は思っていた。
 海まで車で一時間も掛からない。彼女たちは、水着のまま車に乗ってきたので、成長期の少女たちの胸や腹や脚を私は見比べることができた。暑い車内は女の体臭に満ち満ちて、窓を開けたくなるほどだった。私も勃起が治まらなかった。夏は、命の横溢を嫌が上にも感じさせてくれた。

「I prefer to collect seashells for supper rather than to swim. 」
 私が言うと、キャロルが
「Sounds interesting. I want to try, too.」
 それで、私たちはその日、泳いだことは泳いだが、姉妹たちは三人ともアサリ取りに夢中になり、えらく日に焼けて、夕方帰ることになった。帰りも姉妹は水着のままだった。海に洗われた女体は車内を潮の香りに満たしつつ、全員、疲れに口を開けて眠ってしまっていた。私も疲れてはいた。しかし仕事と違い、何とも快い疲労感だった。
「Hey guys, we are home.」
 家に着くと姉妹はだるそうにぞろぞろ起きて出た。開口一番、ジュディーが
「It hurts so much on my back!」
 ベスも
「Me too!」
 幼いキャロルは比較的けろりとしている。
「I don’t want to take a shower today.」
 ベスが言うので私は
「No, many sands must be in your swimsuit. Wash them off!」
 キャロルが
「That’s right. Let’s go to the bathroom together!」
 水着の三人は一度に風呂場へ向かった。
 海辺のシャワー室で早々に着替えもしてあった私は、その間に、夕食の準備として、買い置きのピザを温め、サラダを作り、ワインを用意することにした。こんな作業が苦にならないのも彼女たちがいるお蔭であった。
「Shige, don’t you have anything for burn?」
 三人が裸でばたばたと出てきたので、私は驚いた。腰にタオルを巻き、胸を手で隠しているとは言え、全裸と変わらない姿である。しかも、胸は、すぐに全く露わにして憚らなくなった。
 私は、生まれて初めて目にした思春期の乳房に圧倒された。私は咄嗟に、そこへ気を向けまいと思った。相手に不快な気分を起こさせるような失敗はすまいと思ったが、無駄であった。
 育ち具合の異なる六つの乳房しか、意識にないほど私は興奮していた。
 私の様子を見たベスは
「Sorry! You are a man. But it’s completely OK for us. It hurts like a hell! We can’t put anything on now.」
 ジュディーは
「And haven’t you got something for skin?」
 私は、滅多に使うことのない薬箱から探して、炎症一般に効く塗り薬を見つけた。渡そうとしたら
「Could you please apply it to my back?」
 ベスが言って、三人はみな私に背中を向けた。
 姉妹の背中は、日本人より幅が狭く、か細い印象を与える。だが、触れると骨の上に筋肉の厚みがあった。
「Finished?」
 背中と肩の辺りに塗り終えた私は尋ねたが
「No, here now. Belly.」
 こちらに振り向いた。
 腹なら自分で塗れそうなものだが、手を動かすと肩が痛いとベスは言う。
 私の目の前で、硬そうな若い乳房の先に、小さく尖った桃色の乳首が立っている。もちろん、乳房は日焼けのない乳白色だ。
「We are waiting.」
 あまり日焼けしていない筈のキャロルが私を見ながら言った。ジュディーは黙って立っている。息を潜めたような雰囲気が部屋には出来上がっていた。


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