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Revenge Porno 〜女子アナ・鈴井奈々〜
【アイドル/芸能人 官能小説】

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強者-17

動揺を隠せない次郎に比べて奈々は憎らしいほどに落ち着いている。女性の敵に憤りを感じているようなその表情はきっと視聴者の女性達から共感を得る事になりそうだ。次郎にはその憤りが自分に向けられているように思えてならなかった。
(まさか生放送で昨夜の事を暴露するつもりじゃないんだろうなぁ…?)
次郎の額に汗が滲む。
(でもこっちにはあいつの変態ぶりを録画した動画がある。マンコ開いてオナニーする動画とか流出されたら困るのはあの女も良く分かってんだろ。それに楽しんだよなぁ、あの女。こっちが気絶するまで勝手に腰振ってアンアン言ってたもんな。あの口で美味しそうにチンポしゃぶってたし、別れ際にお礼とか言ってまたチンポ咥えて精子を唇にベチャベチャさせながらキレイに掃除までしてくれたし。)
その事を思い出すとペニスがムクムクと大きくなって来た。そんな次郎を見る目がどことなく上から目線で見ているようで次郎は余計に気になってしまう。

すると奈々がまたまた恐ろしい事を言う。
「確か古舘さんの娘さんは女性の権利を守る団体の代表を務めてらっしゃいますよね?そんな娘さんがいらっしゃるから古舘さんはいつも女性を大切にしてくれるんですよね?娘さんの理想の男性像はきっと古舘さんみたいな男性なんでしょうね!」
次郎は冷や汗が止まらない。
「そ、そうですね。いつも娘の活動に水をさしてはいけないと肝に命じて女性と接しています。あー、恥ずかしくて何か汗が吹き出て来てしまいました…。ハハハ…」
次郎はごまかして額をハンカチで拭う。そんな次郎を見てニコッとしながら奈々はコメントする。

「正直、私自身も何回も不当な扱いやセクハラまがいの事をされて来ました。中には立場を利用してあからさまに肉体関係を迫って来る男性もいました。お酒の席で胸元を見られたり、中には触って来る男性もいましたし、フトモモなんか普通に触れるもんだと勘違いしてる男性はたくさんいる事にショックを受けた事は多々あります。酔わせてお持ち帰りを狙ってるんだなと思う事は良くあります。またまだ世の中で働く女性の立場は高くありません。政治家の代表が平気でこんな事をしているのですから。これを機に社会における女性の地位向上の動きが活発化する事を私は願ってます。ですから娘さんのご活躍にますます期待しておりますよ?フルタチさん…」
奈々のコメントに追い込まれているなと感じた次郎。
「そ、そう伝えておきます…」
そう言うのが精一杯であった。次郎は奈々に対して不気味な何かを感じたのであった。


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