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思い出の初体験
【幼馴染 官能小説】

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譲司の成長 紗耶香と和美-1

和美との初体験がどれほど異常なものだったのかは譲司にもわかってはいた。
小学校高学年の頃になれば、性的な話題は男たちの間では当たり前だった。
口々にオマ〇コと言う言葉を口にしては興奮していた時代であった。
おチンチンが大きくなって、女のオマ〇コに入れるとか、
興奮するとオチンチンが硬くなるのはオマ〇コに入れるためだとか、
譲司も好奇心の塊になって会話に加わっていたから、
和美のお尻の穴に入れるという行為が普通でないことにはさすがに気づいていた。

普通の順序を踏んでその行為に至ったわけでもない。
和美の元亭主に言われるままに動いたと言っても間違いではなかった。
まだ皮が剥け切ってはいない状態から、半ば強引に和美によって剥かれ、
そのままアナルを犯すという行為に及んだのだ。
男女の間に当然あるであろう感情や興奮と言うものからは、
かけ離れていたことだけは確かだった。

しかし、紗耶香との関係はそうではなかった。
紗耶香が抱いた感情と同じような感情を譲司も抱いたのだ。
そう、それは譲司にとっては本当の恋と言ってもいいようなものだった。
《この人、素敵な人だな》という憧れに近かった感情は、
やがて、ずっとそばにいたいという感情へと変化していき、
やがてもっと知りたい、抱きしめたい、独占したいという感情へと移っていったのだ。

勿論、12歳の少年が30代のキャバ嬢を独占することなどできるわけはなかった。
紗耶香も店に出れば当然のように客に媚びを売り、ボディータッチをし、
時には客の手がスカートの中にまで伸びてくることもあった。
そしてそのままディープキスを求めてくる客もいたのだ。

そうした行為をキャバ嬢たちは口ではお店に叱られると断りながらも、
実際にはわずかばかりのチップや売り上げ向上のために、
拒むことのできないのがこの店のシステムだった。
当然、求められれば相手がどんな客であろうと身体を許さなければならなかったのだ。

それでも、紗耶香にとって譲司は心の中の恋人となり、
譲司にとってもかけがえのない心のよりどころとなっていったのだ。

もちろん、和美のことを忘れたわけでも嫌いになったわけでもない。
オーナーの南野から言いつけられたように、
和美との近親相姦ショーに向けての練習は毎晩のように行われた。

当然、ショーの始まりは演技の部分もある。
客たちに本当の親子と思わせなければならなかったのだ。
とはいえセックスシーンは演技ではない。
母と息子という関係ではないにせよ、叔母と甥による正真正銘の近親相姦ショーなのだ。

演技の部分の練習を重ねていくうちに、譲司は、いつしか和美の中に本当の母親を見るようになった。
幼いころから親しかった叔母ではなく、運命に翻弄され別れなければならなかった母親の姿を和美に求めるようになったのだ。

これはある意味、南野の思うつぼだった。演技にリアリティーが生じてきたのだ。
譲司にとっては、和美に母親を感じることで、紗耶香を純粋に恋愛の対象にすることが出来た。二人の女を愛してはいても、一人は自分の母親なのだという弁解が自分に対してできるようになったのだ。

しかし、和美にはそれが敏感に伝わった。
譲司には自分しかいないと思ってあの家を出たのだ。
譲司は自分のことだけを頼りにしている、そう思うことが和美の全てだったのだ。
それがいつの間にか紗耶香という女性の出現により、危うくなってきた。
しかし譲司の気持ちを繋ぎ止める方法はセックスしかなかった。

紗耶香とのセックスよりも自分とのセックスに魅力を感じれば、
譲司は自分の元へ戻ってくる、和美はそう考えたのだ。

近親相姦ショーは和美にとって、譲司を繋ぎ止め、
紗耶香から奪い去るための正念場となった。

観客は和美の鬼気迫る演技に興奮し、譲司と和美の近親相姦ショーは大盛況となった。
和美は譲司の前でまさに自分の全てを曝け出し、
自分のプライドも羞恥心もすべてを捨てて譲司に迫った。
時には譲司を床に押し倒し、自分の衣装を一気に切り裂き、
ジュクジュクになった股間を譲司の顔に押し付けた。

「ほら、お前が生まれ出てきたここ、あたしのオマ〇コがお前を待ってるんだよ。」
「譲司、わたしの譲司。帰っておいで。お前を産んだこのオマ〇コの中に。」

ステージ上の和美は普通ではなかった。
それは次第にステージ上だけにとどまらなくなった。

異常なまでの譲司への執着心と行動に、譲司は正直恐怖さえ覚えるようになった。
和美はショーが終わってもステージの上で譲司を求め続けるようになった。
一度譲司のペニスを咥えれば、譲司が耐えれずに和美の口の中に出したあともしゃぶり続け、2発目3発目を要求した。
譲司の上に馬乗りになったまま腰を振り続け、止めに入ったスタッフを怒鳴りつけ、その行為を継続した。

それはもはや演技などではない、女の執念さえ感じるものになっていた。
店が始まっても譲司の元を離れずに和美は愛撫を続けるようになった。
ショーの時間になると誰にも邪魔されることなく譲司とのセックスを味わい、
ショーが終わってもひたすら腰を振り続ける。

周りのスタッフは和美が精神に異常をきたしているのではないかと案じるようになった。


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