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芽衣の秘密
【複数プレイ 官能小説】

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芽衣の子どもたち 美沙希 恵介-1

「ねえ、お兄ちゃん。昨日の夜、眠れた?」
兄の恵介の部屋を覗き込みながら美沙希が声をかけた。

「眠れるわけないだろ。久しぶりに帰ってきたらあんなだもの。
 親父もおふくろも、遠慮とか恥じらいってものがないからなあ。」

恵介は眠い目をこすりながらベッドから起き上がった。
19歳の若者だけあって、しっかりと朝立ちをしたままの股間が丸見えだ。

妹の美沙希は兄の股間をじっと見つめながら言った。
「そっか。お兄ちゃんも眠れなかったんだ。」

ベッドから立ち上がり、背伸びをしながら恵介が答える。
「なんだ。美沙希も起きてたのか。
 どうせ、お袋の声、聴きながらオナニーでもしてたんだろ?」
「だって、お兄ちゃんが帰ってきてるって知らなかったから。」
「ごめんごめん。急に予定が変わったからさ。」
恵介は妹の身体を抱き寄せると、自分の股間を美沙希に押し付けた。

「いつまでいられるの?」
「これでも結構売れっ子でね。来週の頭には戻らないと。」
「じゃあ今夜は家にいるんだね?」
「ああ。今夜は予定があったけど、断ってきた。妹との大事な約束があるからって。」
「ほんと?お兄ちゃん、美沙希、嬉しいな。」
そう言いながら美沙希の手は恵介のペニスを握りしめた。

香田恵介。19歳。大学2年生である。
雅樹と芽衣の息子である。

中学2年生で初体験を済ませていた。
相手は教師になりたてのクラス担任、芳田倫子だった。
そしてほどなくして同じクラスの女子、小林詩織を好きになり、
やがて関係を持つようになった。
意外なことに、担任の芳田倫子と詩織はレズの関係にあった。

「恵介君。わたしたち3人、うまくやっていけるよね?」
恵介は黙って頷いた。

恵介が3年へと進級した年の春、恵介の妹、美沙希も同じ中学に入学してきた。
美沙希のクラスの担任は倫子だった。

やがて美沙希はひょんなことから兄と詩織のセックスを覗き見ることになる。
そして担任の倫子とも兄は関係を持っていることにも気づいてしまうのだ。

そのことをきっかけに、小さなころから兄に対して恋心を抱いていた美沙希は、
兄恵介を自分の寝室に招き入れる。
兄を相手に自分の処女を捧げようとしたのだ。
しかし、恵介は美沙希がまだ12歳であること、
そして何よりも血のつながった妹であることに悩み、その場を回避する。

美沙希は両親からそれとなく恵介の深い思いやりを教えられ、
自分を大切にしてくれた兄への恋心をますます募らせていった。

ただ、やがて美沙希にも好きな男子が現れ、兄からの助言もあって、
無事に初体験を済ませる。


恵介は高校時代から現在まで、セックスの相手を欠くことはなかった。
言い寄ってくる女子は多かったし、自分が好きになった女の子を口説けば必ず落ちた。
そして何時の頃からか恵介は、自分よりもはるかに年上、行ってみれば自分の母親と同じくらいの女性との関係を好むようになっていた。
恵介にとって母親の芽衣は、幼いころから常に理想の女性だったのだ。
若い娘たちからは全く感じられない、まさに熟した女性の薫りが恵介は好きだった。
それでいて、身体全体の雰囲気はもちろん、
相応に崩れ始めた身体の部分部分に言いようのない魅力を感じていた。

そうは言うものの、恵介の周りに愛依ほどの熟女は居なかった。
それもあってなのか、恵介の熟女への思いは年ごとに募っていったのだ。

一方の美沙希は、自分から関係を迫りながらも拒まれた兄に対する恋心に変わりなく、
理想の男性としていつしか結ばれることを願いながら成長してきた。
ただ、実際にボーイフレンドが出来、セックスを経験してみたものの、
どこか違うという違和感を常に持っていて、
その思いを共有できる女友達とのレズ関係に走ることになる。

高校3年になったある日、そんな美沙希を心配した恵介は、
ある夜、美沙希を自分お部屋へ招く。
そこでようやく兄妹は結ばれることとなる。
美沙希は兄恵介によって、ようやく男のすばらしさと女としての喜びを知る。

ただ、大学生となった恵介は学業とサークル活動、そして熟女漁りに忙しく、
なかなか美沙希の相手をしてくれる時間はなかった。

美沙希は恵介の友達の大学生数人との関係を維持しながら、
クラスメイトの女子数人との関係も続けている。



雅樹と芽衣が広げていくセックスの輪の中に、
二人の兄妹が加わるのはいつのことか。

恵介を、美沙希を、
見守る芽衣と雅樹の目はいつも暖かい。
そして子どもたちの生き方を決して強いることなく育ててきた芽衣たちは、
無理に、自分たちとの関係を強いることもしないだろう。

母親である芽衣を理想の女性として求め続けている恵介。
兄である恵介を理想の男性として求め続けている美沙希。

この親子が、さらなる「家族相姦」の壁を超える日はいつ来るのだろう。


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