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遠恋カレンダー
【女性向け 官能小説】

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12月:クリスマス-7

12月も21日になってクリスマスまであと数日となった。

秋田さんに「結婚を前提に」と告白されて
少し・・・クリスマスまで考えさせてほしいと返事をした。

その場ですぐに返事が
出来なかったのは
私が自分の気持ちに揺れているからで
小川くんと秋田さんのどちらを選べばいいのかその瞬間に答えは出なかった。

秋田さんと中途半端に関わって
このまま、遠距離の小川くんと恋愛を続けて行くのか
それとも、いつもそばに居てくれる秋田さんと新しく恋愛を始めるのか
私ははっきりしなきゃいけないと思ったし
今の状況は2人に失礼だと思う。

だから・・・

2人に少し考える時間を下さいとお願いして
2人とも連絡を取るのをやめた。

小川くんとメールやテレビ電話を辞めて、社員数が莫大なこの会社では同じ部署じゃない限り仕事上の用事がないと顔を見ることもなかった。

じっくり自分の気持ちと向き合って
自分の人生の答えをだそうと思う。

どちらを大事にしたいのか
どちらを好きなのか
どちらと人生を一緒に過ごしたいのか

私は私に問いかけて、決めた。


そして私は今・・・愛しい男に会いに行く。


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