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遠恋カレンダー
【女性向け 官能小説】

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12月:クリスマス-11

「いつまでこっちに居られるの?」

絵本の中の様な伝統のある煌めくクリスマスマーケットの真ん中で
人々が楽しそうに幸せそうに行き交う中、私たちだけ時間が止まったように抱きしめ合っていた。

「本当はずっと居たいんだけど。
年末は経理も忙しくて。2日だけ休ませてもらったの。24日に帰るわ」
「うん」
「ごめんね」
「いや。本当に直接顔を見られて、抱きしめる事が出来てそれだけでうれしいよ」
「うん。私も」

「本当によく年末前に休みが取れたと思うし・・・チケットも」

「秋田さんが」

そこまで言って、小川くんにこれを言っていいものか悩んだけど。
「秋田さんが手はずを整えてくれたの」
「秋田さんが?」

思い出すだけでもビックリする。

クリスマスまで待ってほしいと伝えていたけど
クリスマスに小川くんに会いに行くと決めた時すぐに秋田さんに話した。

ほんの少し、悲しそうに目をつぶって、次の瞬間には
「じゃぁ任せて」
と、電話をかけ出した。


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