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ふたりの関係
【学園物 官能小説】

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新しい生活-10

「そうか 明美ちゃんの所に」
優一は頷いた
「はい 決めました」
「お疲れさま 30年間もうちの所に尽くしてくれた
その恩は一生忘れない」
「優一様のお陰です」
「いやもう優一様じゃない 君はここのメイドじゃなくなるんだから」
「そうですねえ お世話になりました」
「新しいメイド長には葵ちゃんを推薦しておいたよ」
「そうですか 葵を宜しくお願いします」
「退職金を出したいんだがうちは出せない規定でね
申し訳ない」
優一は頭を下げた。
「そんな気持ちだけでも結構です」
「その代わりもし良かったら保養地が有るんだ そこを君名義にしておいた 母の住んでる所の近くだよ」
杏は何も言わず頭を下げた。
部屋を出て行こうとする。優一が声を描けた。
「お疲れさま」

杏の送別会は2日にわたって行われ名残惜しそうに屋敷を去っていった。
杏は明美の所に移っていた。

「新しいメイド長になります 手塚葵です
よろしくお願いします」

新しいメイド長は葵が引き継ぐ事になった。
「娘離れよ 大丈夫 葵なら出来るから」
杏は励ました。
「葵ちゃん 周りがバックアップするから心配ないわよ」
メイドたちは言う。
「はい 頑張ります」


優一の部屋をノックした。
「葵 メイド長就任おめでとう」
優一が優しそうに言う。
「はい よろしくお願いします」
「君のお母さんは優秀な人だった いつの間にかうちの大黒柱みたいな感じになって。君はゆっくりと成長すればいい
業有は振り分けるから。」
「至らない所が多いかもしれませんが」
「玲奈ちゃんには君の補佐をやってもらう」
「そうですか」
「最近会社の業績どうですか」
「中国市場がねえ かなり投資してるんだが」

業務が始まった 新しいスタートだった


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