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[幸せな隣人]
【鬼畜 官能小説】

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[あたし、ダンナ様が大好きなんです]-4






(ダンナ様の……凄く熱い…ッ)


炭火に顔を近づけたような熱が、ヒリヒリと頬に伝わってくる。
触れば石のように硬く、刺激を受けた瞬間にビンッ!とバネのように勢いよく跳ね上がる。

この滾りは自分の身体に対しての《愛》の表れだと優乃は嬉しくなった。
この下着姿を見て、この身体に触れて、恭介は興奮してくれている、と……。

優乃は顔に掛かってくる髪を耳に掛け直し、そしてしっかりと両手で肉棒を握り締めると、まるで没入したように瞼をそっと閉ざし、伸ばした舌の上に亀頭を滑らせてガップリと飲み込んだ。


「はむッ!う….んん!プチュ…ッ…ふあッ!」


まるで恥知らずな痴女に堕ちたような背徳的な昂りがある。
口を使って肉棒に愛撫をしているという自分の姿を想像するだけで、なにもされていなくても喘ぎ声が出てしまう。
肉棒が口の中で跳ね回る……この唇と舌を絡めた愛撫に快感を覚えた恭介自身が、悦びを表したくて悶えている……優乃は唇全体でカリ首を咥えると、扱くように刺激しながら尿道口をチロチロと舐めた……甘い体液がドクドクと溢れてきて、それと同時に恭介も野太い声で喘ぎだす……愛しいダンナ様に〈快感を与えられている〉という悦びに優乃の股座はますます熱くなり、妖しく開いた淫花からは堪えきれない雫が糸を引いて滴り始めた……。


『も、もう我慢出来ないよ。優乃、いいだろ?』


優乃は再び仰向けに寝させられた。
舐められて涎塗れになった肉棒はテカテカと光り、愛撫の前より一回り大きくなったように見えた。

その優乃の《期待》に応えるべく膨張した肉棒に、あろう事か恭介は避妊具を被せた。

『今は部長として大事な時だから』と、頑なに恭介は避妊していたのだった。

正直、優乃は早く子供が欲しかった。
せっかく新しい家を建てたのだから、そろそろ妊活を……との思いは、あっさりと潰えてしまった。


(ダンナ様….…あたし、本当は……ダメよね、言わない方がいいよね…?)



人の目がある場所では、恭介を「パパ」と呼んでいた。
そして二人きりの時は「ダンナ様」と呼んでいる。

子供が出来た時、なんの抵抗もなく呼べるようにと「パパ」と呼んでいるのだが、優乃の願いは恭介には届いていないようだ。

そして優乃の心底を知ってか知らずか、恭介はどちらの呼び方も気に入り、そのまま今に至っている……。



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