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真奈美の性春
【学園物 官能小説】

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真奈美のストレス解消 その1-3

「ごめんね。話、聞いてたら、あまりにも真奈美ちゃんの一生懸命だから、
 いじらしくなってきちゃて。びっくりした?」
「ううん。大丈夫。美奈子お姉ちゃんにも前にされたことあるから。」
「美奈子に?」
「うん。女同士が何とかって言って真奈美のお口に舌、入れてきたよ。」
「それだけ?」
「うん。それだけ。」
「真奈美ちゃん、いやじゃなかったの?」
「ううん。いやじゃなかったし…。なんかボーっとなっちゃった。」

紗理奈は真奈美をそっと抱き寄せると、その耳元で言った。
「真奈美ちゃん。今日はとし君の治療はお休み。
 お父様が新しいお薬を試してみるんですって。
 だから、今日は、敏明のことを忘れて、少しのんびり過ごしましょ。」
「紗理奈おねえちゃんと?」
「そう。とし君の代わりはできないけれど、
 真奈美ちゃんのこと、抱きしめてあげたくなっちゃったの。」
「あ、いいな。それ。真奈美も、紗理奈おねえちゃんに抱っこされたい。」
「そっか。じゃあ、真奈美ちゃん。ベッドに行こっか?」
「うん。ねえ、お洋服は脱いだ方がいいよねえ。」
「真奈美ちゃんの好きな方でいいわ。」
「じゃあ、裸で抱っこしよ。」




紗理奈との、言ってみれば癒しの時間を過ごした真奈美は、
今まで全く経験しなかった感覚と刺激の余韻に浸っていた。
紗理奈の細やかでしかも同性ならではの愛撫や口技をたっぷりと味わい、
確かに溜まっていたストレスは、かなり解放されたようだった。

「真奈美ちゃん。どうだった?」
「うん。紗理奈おねえちゃんの舌って、凄いなって思ったよ。
 なんで、真奈美が気持ちよくなる場所を全部知ってるんだろうって。」
「真奈美ちゃん。わたしも同じ女だからよ。」

「あ、そうか。じゃあ、真奈美が同じようにすれば、
 紗理奈おねえちゃんも全部気持ちよくなるんだね。」
「う〜ん。ある程度はね。でも全部じゃないと思うよ。
 真奈美ちゃん、個人差って言葉、知ってるでしょ?」
「知ってる。人それぞれのいいところとか、
 変わったところとか、のことでしょ?」

「そう。だから、感じ方も人それぞれだし、感じる場所も人それぞれ。」
「そうなんだ。でも、じゃあなんで真奈美の気持ちいいところ、全部わかったの?」
「それは、今まで何度も真奈美ちゃんが美奈子やお母様と一緒に、
 治療の練習をしているのを見たり、敏明としているのを見ていたからよ。」

「そっか。何事も、勉強が大事なんだね。」
「そう。それも、百聞は一見に如かずって言ってね。」
「知ってるよ。聞くよりも見た方がいいし、見てるよりやった方がいい。」
「真奈美ちゃん、博識ね。小学生でそんなこと知ってるなんて。」
「真奈美、ボーッと生きてませんから。」

紗理奈の優しい愛撫によってエンドレスの快感を感じることのできた真奈美だが、
一方で何か物足りなさも感じていた。

「どんなこと?なんでも言ってみて。」
紗理奈が尋ねると、真奈美はずいぶん考えてから言った。

「あのね。。。やらわかすぎるのかな。」
「やらわかすぎる?なに、それ?」
「あのね。やらわかすぎて、気持ちいいんだけど、
 なんか、硬いのもあったらなって思ったの。」
「あ、わかった。柔らかい、だね。」
「あ、そうそう。やらわかいだった。」

「柔らかすぎるって?」
「あのね、紗理奈おねえちゃんの唇とか舌とか、身体とか、
 触り方とか、ぜ〜んぶやらわかくて気持ちいいんだよ。
 ちっとも苦しくないし、ちっとも痛くない。
 気持ちよくて、雲の上にいるみたい。」
「うん。」

「ほら、お股とお股を合わせて、足を引っ張りっこしたでしょ?」
「あ、あれね。貝合わせって言うんだよ。」
「貝合わせ?オマ〇コとオマ〇コを合わせるから?」
「そう。女性の性器が貝に似ているからとか、貝殻に似ているとか。」
「そっか。あれね。すごく気持ちよかった。」
「そっか。男の人とする時もそうだけど、
 女同士で気持ちよくなる時にも、いろんな体位があるんだよ。」
「あ、でも、大体男の人の治療と同じだよね。」

「そうだね。今日は使わなかったけど、いろんな道具を使う人たちもいるんだよ。」
「へえ。でも、道具はあんまり好きじゃないかな。だって、人じゃないもん。」
「真奈美ちゃんは人と人がすることが好きなんだね。」
「うん。バイブは真奈美のこと、考えてく入れないもん。
 だからオナニも、この頃はバイブとかより指の方が多いんだ。
 でね。とし君、硬かった。痛かった。」

「硬い?ああ、ペニスのことか。」
「ううん。そうじゃなくて、抱きしめられた時、硬かった。
 触り方も、優しいときもあったけど、時々痛かった。
 舐め方も、時々苦しくなった。」
「なんとなくわかってきた気がするな。」

「あのね。紗理奈おねえちゃんがしてくれると、
 真奈美、な〜んにも我慢しなくていいんだよ。
 でも、ほら、、、おしっこ。」
「あ、いいよ。行っておいで。」

「そうじゃなくて、おしっこ、我慢してるの。」
「うん。だから我慢しなく…。あ、そう言うことか。」
「うん。我慢してから行った時、出るとき気持ちがいい。」
「ギリギリまで我慢しているのも気持ちがいい。」
「そうそう。ずっと我慢してて、やっと出した時の気持ちって、
 な〜ンか、飛んでいきそうになる〜。」

「そっか。柔らかくて優しいばかりじゃダメってことだ。」

ただ、こればかりは紗理奈にはどうしようもなかった。
女性同士の交わりが真奈美にとっての癒しになることはわかったが、
真奈美が普段感じているストレスをすべて解消するには不十分だったのだ。


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